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2025年9月3日開催

光電変換効率と耐久性のさらなる飛躍に向けたペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発動向および特性評価方法

タンデム太陽電池の基本、高効率化研究の概要、特性評価方法の解説にはじまりタンデム太陽電池の構造が年間出力に与える影響、現在検討されている壁面設置などの新用途開拓に関する研究、多接合タンデム化による効率30%を超える太陽電池への応用、両面受光型ペロブスカイト/Siヘテロ接合薄型タンデムセル等について紹介!
質問OK 初~中級者向け 返金保証
55,000 (税込)
販売終了
4時間5分 詳細へ
終了
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視聴期間/スケジュール

ライブ配信は終了しました。
2025/09/03 17:05 に終了

イベント概要

★2025年9月3日WEBでオンライン開講。青山学院大学 石河氏、国立研究開発法人物質・材料研究機構 白井氏、東京都市大学 石川氏 が、【光電変換効率と耐久性のさらなる飛躍に向けたペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発動向および特性評価方法】について解説する講座です。

■注目ポイント

★タンデム太陽電池の基本、高効率化研究の概要、特性評価方法の解説にはじまりタンデム太陽電池の構造が年間出力に与える影響、現在検討されている壁面設置などの新用途開拓に関する研究、多接合タンデム化による効率30%を超える太陽電池への応用、両面受光型ペロブスカイト/Siヘテロ接合薄型タンデムセル等について紹介!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況(講師より)

★太陽光発電が世界的に活発に導入されているが、その発電機能の心臓部となる太陽電池は、現在は結晶シリコンが利用されています。更なる光電変換効率の向上が望まれる中、結晶シリコン太陽電池の変換効率は理論効率に近くなっており、変換効率向上の余地が狭いです。

★そこで、大幅な理論効率の向上が期待できるタンデム構造化が考えられるが、地上用としてはこれまで最適な材料がありませんでした。近年、次世代太陽電池として注目されているペロブスカイト太陽電池はそれ自体でも魅力的ではあるが、シリコン太陽電池とのタンデム構造化により、更なるこれまでに効率を遥かに凌駕する性能にすることが可能であります。

■注目ポイント

★タンデム太陽電池の基本、高効率化研究の概要、タンデム太陽電池の構造が年間出力に与える影響、現在検討されている壁面設置などの新用途開拓に関する研究を紹介!

★ペロブスカイト太陽電池に関する直近の話題として「多接合タンデム化による効率30%を超える太陽電池への応用」を紹介!

★高効率・軽量・フレキシブルなペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発に向けた両面受光型ペロブスカイト/Siヘテロ接合薄型タンデムセルについて紹介!



講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 次世代太陽電池「ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池」の 開発・実用化に向けた技術課題への最新アプローチ ~年間出力の予測と建物の壁面設置への新用途展開~

【時間】 13:00-14:15

【講師】青山学院大学 理工学部電気電子工学科/教授 石河 泰明 氏

【講演主旨】

 太陽光発電が世界的に活発に導入されているが、その発電機能の心臓部となる太陽電池は、現在は結晶シリコンが利用されている。更なる光電変換効率の向上が望まれる中、結晶シリコン太陽電池の変換効率は理論効率に近くなっており、変換効率向上の余地が狭い。そこで、大幅な理論効率の向上が期待できるタンデム構造化が考えられるが、地上用としてはこれまで最適な材料がなかった。近年、次世代太陽電池として注目されているペロブスカイト太陽電池はそれ自体でも魅力的ではあるが、シリコン太陽電池とのタンデム構造化により、更なるこれまでに効率を遥かに凌駕する性能にすることが可能である。本講座では、まず、タンデム太陽電池の基本的な解説を行う。そのうえで、高効率化研究の概要、タンデム太陽電池の構造が年間出力に与える影響を説明するとともに、現在検討されている壁面設置などの新用途開拓に関する研究を紹介する。



【プログラム】

1. タンデム太陽電池開発の背景
 1.1 太陽電池の理論効率
 1.2 タンデム太陽電池の狙い
 1.3 タンデム太陽電池の課題とペロブスカイト材料利用のメリット

2. タンデム太陽電池構造および特性評価法の紹介
 2.1 素子構造について
 2.2 各種構成薄膜の機能について
 2.3 素子特性評価方法について

3. ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発状況
 3.1 日本における研究開発状況
 3.2 海外における研究開発状況
 3.3 ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の実用化に向けた取り組み

4. 実装に向けた課題
 4.1 太陽光スペクトルの時間・季節変動
 4.2 実環境がタンデム太陽電池の出力特性に与える影響
 4.3 ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の年間出力予測
 4.4 更なる高効率化に向けて

【質疑応答】


【キーワード】

・タンデム
・ペロブスカイト
・BIPV
・太陽光スペクトル
・Shockley-Queisser 限界


【講演のポイント】

大学での基礎物性研究および素子開発研究から得られた知見だけでなく、民間企業に在籍したことによる生産技術的観点での分析に基づいた講演が期待できる。


【習得できる知識】

・タンデム太陽電池の基礎理解
・ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の研究の概要
・タンデム太陽電池の利点と課題



【第2講】 多接合タンデム向けペロブスカイト太陽電池の作製と評価

【時間】 14:25-15:40

【講師】国立研究開発法人物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究センター 電池材料分野 太陽光発電材料グループ 主幹研究員 白井 康裕 氏

【講演主旨】

 本講座では、ペロブスカイト太陽電池の作製方法について、基礎的な事柄から劣化抑制対策などの詳細まで、特に逆型構造(ガラス/電極/P型層/Perovskite/N型層/電極)について具体的に解説します。さらに、半透明素子や鉛の代わりにスズを用いた鉛フリーペロブスカイト太陽電池についても解説します。最後に、実用化へ向けた課題や他の太陽電池では真似できない特徴、ペロブスカイト太陽電池のタンデム化などをご紹介します。



【プログラム】

1.ペロブスカイト太陽電池の基礎
 1.1 これまでの展開と現状について
 1.2 これまでの有機系太陽電池との比較
 1.3 ペロブスカイト太陽電池の基本構造・動作原理
 1.4 ペロブスカイト層以外の各機能層の役割・種類・特徴

2.ペロブスカイト太陽電池の作製プロセス
 2.1 塗布によるペロブスカイト太陽電池の作製
 2.2 ペロブスカイト太陽電池の多接合化

3.ペロブスカイト太陽電池の評価方法
 3.1 光電変換特性の評価方法・注意点
 3.2 長期安定性の評価について

4.ペロブスカイト太陽電池の性能とその向上技術
 4.1 変換効率
 4.2 耐久性

5.ペロブスカイト太陽電池に関する直近の話題や今後の課題について
 5.1 多接合タンデム化による効率30%を超える太陽電池への応用
 5.3 鉛フリーペロブスカイト太陽電池

【質疑応答】

【習得できる知識】

・ペロブスカイト太陽電池の概要と特徴の理解

・逆構造(glass/TCO/HTL/ペロブスカイト/ETL/電極)ペロブスカイト太陽電池の作製ノウハウ

・ペロブスカイト太陽電池の直近の話題や今後の課題



【第3講】 高効率・軽量・フレキシブルなペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発に向けた両面受光型ペロブスカイト/Siヘテロ接合薄型タンデムセルの作製(仮題)

【時間】 15:50-17:05

【講師】東京都市大学 理工学部 電気電子通信工学科/大学院総合理工学研究科 電気・化学専攻 電気電子工学領域 教授 石川 亮佑 氏

【講演主旨】

※現在、講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたします。

 高効率・軽量かつ屈曲性を有するペロブスカイト(PVK)/Siヘテロ接合(SHJ)タンデム型太陽電池の開発を行っている。屈曲性を付与するために、厚み100μm以下の薄型Si基板を用いているが、ボトムセル電流を増大させ、かつ、タンデムセル全体の電流を増加させるため、トップセルにCs0.05FA0.95PbI3組成のPVK膜を用いた両面受光型タンデムセルを作製したので報告する。


【プログラム】

※現在、講師の先生に最新のご講演プログラムをご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたします。

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
第1部  青山学院大学  理工学部電気電子工学科  石河 泰明 氏 第2部  国立研究開発法人物質・材料研究機構  エネルギー・環境材料研究センター 電池材料分野 太陽光発電材料グループ 主幹研究員  白井 康裕 氏 第3部  東京都市大学  理工学部 電気電子通信工学科/大学院総合理工学研究科 電気・化学専攻 電気電子工学領域 教授  石川 亮佑 氏
経歴
第1部  青山学院大学  理工学部電気電子工学科/教授  石河 泰明 氏

2003年 3月 博士(工学) 奈良先端科学技術大学院大学
2003年 4月 シュツットガルト大学(独)・博士研究員
2005年 2月 トレド大学(米)・博士研究員
2006年10月 シャープ株式会社
2010年 4月 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科・准教授
2020年 4月 青山学院大学理工学部・准教授
2023年 4月 現職

第2部  国立研究開発法人物質・材料研究機構  エネルギー・環境材料研究センター 電池材料分野 太陽光発電材料グループ 主幹研究員  白井 康裕 氏

第3部  東京都市大学  理工学部 電気電子通信工学科/大学院総合理工学研究科 電気・化学専攻 電気電子工学領域 教授  石川 亮佑 氏

2019年4月 - 現在
東京都市大学, 総合研究所, 准教授
2017年4月 - 2019年3月
新潟大学, 工学部 工学科, 助教
2014年4月 - 2017年3月
新潟大学, 工学部 機能材料工学科, 助教
2012年12月 - 2014年3月
日本科学技術振興機構, FUTURE-PV, 研究員
2007年4月 - 2009年3月
NECエレクトロニクス株式会社, 先端デバイス開発部, デバイスエンジニア
産学連携研究員, NEDO, 研究員
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