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2025年3月24日(月)より、クレジットカード決済の手続きに本人認証サービス(3Dセキュア2.0)を導入いたしました。
クレジットカード決済の手続きでは、本人認証サービス(3Dセキュア2.0)に対応しているクレジットカードのみがご利用になれます。

本人認証サービス(3Dセキュア2.0)についての詳細は下記をご覧ください。
https://support.deliveru.jp/faq/docs/309

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2025/05/23(金) 10:30 ON AIR
2025年5月23日開催

プラスチックリサイクルとバイオプラスチックの基礎と技術開発の動向 ~自動車用プラスチックの水平リサイクル、酵素を使ったケミカルリサイクルなどの最新動向~

プラスチックの環境対策としてリサイクルやバイオプラスチックの技術内容、特に話題となっている自動車用プラスチックの水平リサイクル、酵素を使ったケミカルリサイクルの実用化などに関して基礎から最新動向までをわかりやすく詳細に解説!
質問OK 初~中級者向け 返金保証
49,500 (税込)
6時間0分 詳細へ
2025/05/22 17:00 まで
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視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/05/23 10:30 から 2025/05/23 16:30 まで

イベント概要

★2025年5月23日WEBでオンライン開講。環境・バイオ・プラスチックリサーチ 位地氏が、プラスチックリサイクルとバイオプラスチックの基礎と技術開発の動向~自動車用プラスチックの水平リサイクル、酵素を使ったケミカルリサイクルなどの最新動向~について、実際の開発事例も取り入れて解説する講座です。

■注目ポイント

★プラスチックの環境対策としてリサイクルやバイオプラスチックの技術内容、特に話題となっている自動車用プラスチックの水平リサイクル、酵素を使ったケミカルリサイクルの実用化などに関して基礎から最新動向までをわかりやすく詳細に解説!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★プラスチックには良好な加工性、軽量性、耐久性などの種々のメリットがある一方で、不適切に処分されたプラスチックごみが大量に海に流れ出ることにより海の環境汚染の原因となっています。

★プラスチックの環境対策は包括的な取り組みが必要であり、全体をよく俯瞰した上で、利用製品分野ごとの特徴や回収システムに応じて、リサイクル、バイオマス利用、生分解性の付与を実現させていく必要があります。

■注目ポイント

★プラスチックの種類と生産動向、構造と主要物性の関係、各種添加剤、主要製造方法を説明!

★世界や日本での廃プラスチックの発生や海洋汚染の状況、これに対する各国の取り組みや規制の動向、特に欧州の自動車用プラスチックの規制と日本の対応の最新動向を解説!

★環境対策技術として、リサイクルやバイオプラスチック(バイオマス系、生分解系)の技術内容と利用動向、そしてトピックスとして、自動車用プラスチックの水平リサイクルや酵素を使ったケミカルリサイクルの最新動向を説明し、さらに、講師による実際の開発事例も解説!


講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 10:30-16:30

【講師】環境・バイオ・プラスチックリサーチ 代表(元 日本電気㈱ 主席研究員、筑波大学 連携大学院教授) 位地 正年 氏

【講演主旨】

 本セミナーでは、本分野にすでに携わっている方や新たに携わる方を対象に、プラスチックの基礎から環境対策の技術内容、最新動向までをわかりやすく詳細に解説することで確実な理解が得られます。まず、プラスチック自体の理解のため、プラスチックの種類と生産動向、構造と主要物性の関係、各種添加剤、主要製造方法を説明します。そして、この環境問題として、世界や日本での廃プラスチックの発生や海洋汚染の状況について述べ、これに対する各国の取り組みや規制の動向、特に今後、日本に大きな影響がある欧州での自動車用プラスチックの規制(水平リサイクルの義務化)を解説します。さらに、環境対策技術として、リサイクルやバイオプラスチック(バイオマス系、生分解系)の技術内容と利用動向やサーキュラーエコノミーでの対応について述べます。そしてトピックスとして、欧州の規制に対応する自動車用プラスチックの水平リサイクルの技術開発の動向や、世界で初めて実用化される酵素によるケミカルリサイクルについて詳しく解説します。さらに、講演者らによる実際の開発・実用化の事例も説明し、最後に、今後の展望として、包括的な環境対策への取り組みと課題、ビジネスチャンスについて述べます。

【プログラム】

1 プラスチックの環境問題と対策の動向
 1-1 プラスチックの基礎
   定義と分類、種類と生産動向、構造と主要物性の関係、主な添加剤の役割と作用機構、主要な製造・成形方法(コンパウンド化と射出成形など)
 1-2 廃プラスチックの発生と海洋汚染の状況
 1-3 各国(日本、EU、USA、中国、東南アジア)の現状と対策・規制動向、
   (トピックスとして、EUでの自動車用プラスチックの規制:水平リサイクルの義務化)
 1-4 サーキュラーエコノミーへの対応(意義と具体例や最新動向)

2 リサイクルの技術開発と利用動向
 2-1 技術分類とリサイクルの状況(日本、世界)
 2-2 各種のリサイクルの技術内容と開発動向
  (1)マテリアル(水平リサイクル、カスケードリサイクル)
  (2)ケミカル(製鉄原料化、ガス化、油化、モノマー回収)
  (3)サーマル(セメントキルン処理)
 2-3 トピックス
  (1)自動車用プラスチックのリサイクル
   ①自動車でのプラスチックの使用とリサイクルの現状
   ②特定部品やシュレッダーダストからのプラスチックの回収・再利用(水平リサイクル)の技術開発の現状
   ③水平リサイクルを推進する対策技術(寿命予測技術、物性回復ペレタイザー、物性回復剤など)と今後の展望
  (2)酵素によるケミカルリサイクル 
   ①プラスチックの酵素分解の開発動向
   ②世界初となるPETの酵素分解の実用化(フランス)
   ③今後の酵素によるケミカルリサイクルの展望
 2-4 開発事例
  (1)電子部品用エポキシ樹脂複合材の粉砕・分離・再利用
  (2)上記複合材の熱分解による有価物回収(充填材、難燃剤)

3 バイオプラスチックの技術開発と利用動向
 3-1 バイオプラスチックの分類(バイオマス系、生分解系)、特徴と課題
 3-2 バイオマス利用の動向(利用可能なバイオマスの現状と将来性)
 3-3 生分解性(海洋分解性を含む)のメカニズムと分子構造の関係、分解制御技術、評価方法
 3-4 世界と日本の生産・利用状況と将来予想(中国、EU、日本など)
 3-5 主要な種類の説明:構造、物性、用途、実用上の課題
    (バイオPE、PLA、PBS、PHA、ポリアミド、バイオPC、デンプン変性系、セルロース系、PBAT)
 3-6 開発事例
  (1)ポリ乳酸複合材の開発と電子製品への適用
    ①ポリ乳酸の添加剤による実用特性(成形性、耐加水分解性)の改良
    ②高耐熱性、難燃性の付与と電子機器への適用
  (2)セルロース系バイオマスプラスチックの開発と製品適用
    ①長鎖・短鎖付加の新構造による高植物成分率と実用性の実現
    ②省エネルギー(低CO2排出)製造プロセスの開発
    ③難燃性と強度等の実用性の達成
    ④漆ブラック調の高装飾性や耐傷性の実現と製品適用
  (3)藻類利用バイオマスプラスチックの開発
    ①藻類バイオマスの生産・利用の動向
    ②CO2排出量ゼロを目指す藻類バイオプラスチックの開発

4 今後の展望
   プラスチックの包括的な環境対策を推進していく方向性と課題、ビジネスチャンス


【質疑応答】

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
環境・バイオ・プラスチックリサーチ  代表(元 日本電気㈱ 主席研究員、筑波大学 連携大学院教授)  位地 正年 氏
経歴
1979年 千葉大学工学部工業化学科を卒業。

1981年 東京工業大学大学院修士課程 化学環境学専攻を修了。
(2002年、同大学から博士(工学)を取得)。

1981年~1990年  電気化学工業(株)(現デンカ(株))中央研究所に勤務。
電子部品用の難燃性エポキシ樹脂複合材の開発・実用化に従事。

1990年~2017年 日本電気(株)(NEC) 中央研究所に勤務。研究マネージャー、研究部長、主席研究員を歴任。
電子機器用プラスチックの環境技術の研究チームを立ち上げ、リサイクル技術、脱ハロゲン難燃性プラスチック、高機能バイオプラスチック(ポリ乳酸複合材、セルロース樹脂系)の開発・実用化に従事。
(兼務:2014年~2017年 筑波大学大学院数理物質系 連携大学院教授)。

2018年~2020年 筑波大学:藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センターに勤務(主幹研究員)。
藻類を利用したバイオマスプラスチックの研究に従事。

2020年、環境・バイオ・プラスチックリサーチを設立し、代表に就任、現在に至る。プラスチックの環境対策や高機能化に関する技術コンサルテイングや各種セミナーでの講演活動を実施中。(HP:https://ecobioplasres.jp/
2020年から(一社)難燃材料研究会 理事(2023年から副会長)や神奈川大学非常勤講師を兼務。
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