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2025/09/05(金) 10:45 ON AIR
2025年9月5日開催

大気中のCO2回収効率の向上に向けた最新技術動向 ~DAC(Direct Air Capture)技術、選択的回収剤の開発と固体吸収材の評価とプロセス、セメント・コンクリート分野におけるCO2の吸収・固定~

CO2吸収型コンクリートに関する過去・最新の開発事例、未利用冷熱を用いた新しいDAC技術、大気中の水分を含まずCO2を選択的に回収する技術、固体吸収材の性能評価手法と得られたデータから経済的なプロセスを開発するための手法や事例を紹介!
質問OK 初~中級者向け 返金保証
60,500 (税込)
6時間20分 詳細へ
2025/09/04 17:00 まで
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視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/09/05 10:45 から 2025/09/05 17:05 まで

イベント概要

★2025年9月5日WEBでオンライン開講。鹿島建設株式会社 関氏、東海国立大学機構 名古屋大学 則永氏、神戸学院大学 稲垣氏、株式会社KRI 白石氏が、【大気中のCO2回収効率の向上に向けた最新技術動向~DAC(Direct Air Capture)技術、選択的回収剤の開発と固体吸収材の評価とプロセス、セメント・コンクリート分野におけるCO2の吸収・固定~】について解説する講座です。

■注目ポイント

★CO2吸収型コンクリートに関する過去・最新の開発事例、未利用冷熱を用いた新しいDAC技術、大気中の水分を含まずCO2を選択的に回収する技術、固体吸収材の性能評価手法と得られたデータから経済的なプロセスを開発するための手法や事例を紹介!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況(講師より)

★2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて、セメント・コンクリート分野におけるCO2の吸収・固定に大きな期待が寄せられています。

★脱炭素技術として、現在、大気中CO2を直接回収するDAC技術に注目が集まっています。

国際エネルギー機関のNET ZEROシナリオによれば、2050年カーボンニュートラルのためには、DACによるCO2回収は約10億トンとされます。

★カーボンニュートラル社会の実現に不可欠とされる大気中からのCO2直接回収(S-DAC)プロセスにおいてキーマテリアルとなるのが固体吸収材です。DACプロセスの社会実装のために高性能な固体吸収材の開発と経済的なプロセスの構築が待望されています。

■注目ポイント

★LNG(液化天然ガス)などの未利用冷熱を活用し大気中CO₂を低エネルギーで回収する独自のDAC技術「Cryo-DAC®」を紹介!

★大気や排ガスに含まれる水分を吸収せずにCO2のみを選択的に吸収する技術を紹介!

★プロセス設計を目的とした固体吸収材の性能評価手法と得られたデータから経済的なプロセスを開発するための手法や事例を紹介!


講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 セメント・コンクリートによるCO2吸収とその可能性について

【時間】 10:45-12:00

【講師】鹿島建設株式会社 技術研究所 土木材料グループ 関 健吾 氏

【講演主旨】

 2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて、セメント・コンクリート分野におけるCO2の吸収・固定に大きな期待が寄せられています。この講演では、セメントとコンクリートのCO2排出に関わる基礎的な内容から、コンクリートのCO2吸収のメカニズム、2010年頃から社会実装を進めてきた、CO2を大量に吸収・固定したCO2-SUICOMの技術や、現在グリーンイノベーション(GI)基金において社会実装を目指して進められている脱炭素技術について、専門以外の方にも分かりやすく、実例を踏まえて紹介したいと思います。


【プログラム】

1.はじめに

2.セメントとコンクリートの CO2排出

3.コンクリートによる CO2吸収

4.コンクリートのCO2排出量低減における3つの方策

5.事例の紹介

【質疑応答】


【キーワード】

2050年カーボンニュートラル、コンクリート、CO2、脱炭素技術、社会実装、炭酸化養生、CO2-SUICOM、GI基金、CUCO


【講演のポイント】

セメントとコンクリートのCO2排出量、コンクリートのCO2吸収メカニズムといった基本的な知識から、CO2吸収型コンクリートに関する過去・最新の開発事例について知識を得ることができる。


【習得できる知識】

・セメントとコンクリートのCO2排出量の現状
・セメント・コンクリートのCO2吸収のメカニズム
・グリーンイノベーション基金における開発実績


【第2講】 DACの開発状況と冷熱を用いたDAC省エネルギー化に関する研究開発

【時間】 13:00-14:15

【講師】東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構脱炭素創造センター、大学院工学研究科 化学システム工学専攻 / センター長・教授 則永 行庸 氏

【講演主旨】

 本講演では、DAC(大気中二酸化炭素直接回収)技術の研究開発動向を紹介します。特に、エネルギー消費が課題とされるDACにおいて、LNG(液化天然ガス)の未利用冷熱を活用することで省エネルギー化を図る著者らの取り組みに焦点を当てます。気候変動対策としてのDACの意義や、産学官連携による実証の様子をご紹介し、社会実装への道筋を共に考える契機としたいと考えています。


【プログラム】

1. 背景
 • 気候変動対策にはCO₂排出の削減に加え、大気中からの炭素除去(CDR)が不可欠。
 • CDR技術の中でもDirect Air Capture(DAC)は唯一、大規模・定量的・即効性を兼ね備えた手法とされる。
 • 現在のDAC技術は高コスト(500~1,000ドル/t-CO₂)であり、商用化には技術革新が必要。

2. Cryo-DAC®
 • 未利用の冷熱(LNGなど)を活用し、CO₂凝化に伴う自然減圧を利用して吸収液からCO2を再生
 • 化学吸収と低温工学を融合させ、再生時に高温を必要としない点が特徴。

3. Cryo-DAC®の優位性
 • 吸収液再生を常温・低圧で行える → エネルギーコストの大幅削減。
 • プロセスシミュレーションによるコスト試算。

4. 研究開発体制と進捗
 • NEDOムーンショットプロジェクトの支援下で、産学連携により開発推進中。
 • 吸収液の開発、プロセスシミュレーション、ベンチ機の試作と試験。
 • 2025年大阪・関西万博における実証試験。

5. 今後の展望
 • スケールアップ構想。
 • LNGに加え、将来的には液体水素の冷熱利用も視野に。

【質疑応答】

【キーワード】

LNG冷熱利用、プロセスシミュレーション、吸収液

【講演のポイント】

LNGなどの未利用冷熱を活用し、大気中CO₂を低エネルギーで回収する独自のDAC技術「Cryo-DAC®」を開発・実証中。

【習得できる知識】

気候変動対策として注目されるDACの基礎から、LNG冷熱を活用した省エネルギー型DACプロセス「Cryo-DAC®」の原理・構成・実証試験の知見を学べます。


【第3講】 大気中CO2選択的回収剤の開発

【時間】 14:25-15:40

【講師】神戸学院大学 薬学部 薬学科 / 教授 稲垣 冬彦 氏

【講演主旨】

 脱炭素技術として、現在、大気中CO2を直接回収するDAC技術に注目が集まっています。従来のCO2回収の方法としては、アミンを用いた化学吸収法がありましたが、官能期の特性上、含水することが常識となっていました。一方で、含水は、CO2の加熱放出時に水加熱分の余分な熱エネルギーを必要とし、低コスト化の課題となっていました。以上の背景下、我々は、大気中の水分を含まずCO2を選択的に回収する技術を開発致しました。これにより、水加熱時の余分なエネルギー削減が期待できます。本発表ではその経緯を含め、我々の最新技術までをご紹介します。


【プログラム】

1.CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)およびDAC(Direct Air Capture)

2.低分子アミンを活用したDAC開発経緯

3.従来の化学吸収法における課題点

4.大気中CO2選択的回収技術

5.4.の最新情報

【質疑応答】


【キーワード】

DAC, CO2選択的回収, アラルキルアミン, 脱炭素技術, 次世代型化学吸収法


【講演のポイント】

私たちは、大気や排ガスに含まれる水分を吸収せず、CO2のみを選択的に吸収する技術を有しており、その機構は逆親媒性による逆脂質二重膜構造の形成という新しい現象に基づくものです。また本現象を活用した、新たなCO2放出方法を開発している点に大きな特徴があります。


【習得できる知識】

1.CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)およびDAC(Direct Air Capture)
Negative Emission技術であるDACとNet Zero Emission技術であるCCSの違いが理解できる

2.低分子アミンを活用したDAC開発経緯
化学吸収法における低分子アミンの構造による反応性と吸収成分の違いについての知識が習得できる

3.従来の化学吸収法における課題点
一般的な化学吸収法全般の課題を理解できる

4.大気中CO2選択的回収技術
一般的な化学吸収法全般の課題解決の方法やその機構/性質、特に新概念”逆親媒性”のメカニズムが理解できる

5.4.の最新情報
新概念”逆親媒性”を活用した次世代型の最先端CO2選択的回収技術に関する知識を習得できる


【第4講】 大気中の直接CO2回収(DAC)に用いる 固体吸収材の評価とプロセス開発

【時間】 15:50-17:05

【講師】株式会社KRI 環境化学プロセス研究部長 白石 浩憲 氏

【講演主旨】

 カーボンニュートラル社会の実現に不可欠とされる大気中からのCO2直接回収(S-DAC)プロセスにおいてキーマテリアルとなるのが固体吸収材です。DACプロセスの社会実装のために高性能な固体吸収材の開発と経済的なプロセスの構築が待望されています。本講座では、プロセス設計を目的とした固体吸収材の性能評価手法と、得られたデータから経済的なプロセスを開発するための手法や事例をご紹介します。


【プログラム】

1.DACプロセスと固体吸収材について
 1.1 ネガティブエミッション技術の役割
 1.2 DACプロセスの概要
 1.3 各種CO2回収技術の比較と固体吸収材の特長
 1.4 固体吸収材の開発トレンドと技術課題

2.固体吸収材の評価手法
 2.1 熱天秤を用いた性能評価
 2.2 ガス吸着装置を用いた性能評価
 2.3 破過試験による性能評価
 2.4 KRIにて開発したCO2吸着サイクル評価装置

3.性能評価データを用いたプロセス開発
 3.1 プロセス開発の進め方
 3.2 吸着プロセス設計の基礎
 3.3 DACプロセスの特性
 3.4 DACプロセスの経済性評価

【質疑応答】

【キーワード】

CO2分離、Direct Air Capture、カーボンニュートラル、固体吸収材、吸着、TVSA、プロセス設計、経済性評価

【習得できる知識】

・DACプロセスや固体吸収材に関する基礎知識
・実用的な吸着剤の性能評価手法
・吸着プロセス開発の進め方や設計、経済性評価の考え方

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
第1部  鹿島建設株式会社  技術研究所 土木材料グループ  関 健吾 氏 第2部  東海国立大学機構 名古屋大学  未来社会創造機構脱炭素創造センター、大学院工学研究科 化学システム工学専攻 / センター長・教授  則永 行庸 氏 第3部  神戸学院大学  薬学部 薬学科 / 教授  稲垣 冬彦 氏 第4部  株式会社KRI  環境化学プロセス研究部長  白石 浩憲 氏
経歴
第1部  鹿島建設株式会社  技術研究所 土木材料グループ  関 健吾 氏

第2部  東海国立大学機構 名古屋大学  未来社会創造機構脱炭素創造センター、大学院工学研究科 化学システム工学専攻 / センター長・教授  則永 行庸 氏

1993年 北海道大学工学部応用化学科卒業・博士(工学)を取得
1999年 東北大学反応化学研究所 勤務
2002年 ドイツ・カールスルーエ大学フンボルトフェロー 勤務
2006年 北海道大学 勤務
2009年 九州大学 勤務
2017年 名古屋大学未来社会創造機構マテリアルイノベーション研究所所長、同 脱炭素社会創造センター・センター長、教授

化学工学会理事、地球環境産業技術研究機構(RITE)科学技術諮問委員、石油エネルギー技術センター(JPEC)評議員、NEDOムーンショットプロジェクトプロマネ等に就任。

第3部  神戸学院大学  薬学部 薬学科 / 教授  稲垣 冬彦 氏

2007-2008武田薬品工業株式会社 化学研究所 研究所員
2008-2012金沢大学 医薬保健研究域 薬学系 助教
2011-2012米国 スタンフォード大学 客員研究員
2012-2019金沢大学 医薬保健研究域 薬学系 准教授
2019-現在神戸学院大学 薬学部 教授

第4部  株式会社KRI  環境化学プロセス研究部長  白石 浩憲 氏

2008年 神戸大学大学院 自然科学研究科応用化学専攻 修士課程修了
・研究テーマ 光合成微細藻類を用いた高効率有用物質生産プロセス
2008年 住友化学株式会社 入社
・愛媛工場のプロセスエンジニア、プロジェクトリーダーとして、精密化学品およびアミノ酸製造プラントの合理化業務に従事
2012年 株式会社KRI 入社
・環境化学プロセス研究部にて、省エネルギープロセスの研究開発および化学プラント建設コンサルタント業務に従事
・近年はCCUS関連テーマ、特にDACプロセスの開発に携わる
・2024年より現職