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2025年3月24日(月)より、クレジットカード決済の手続きに本人認証サービス(3Dセキュア2.0)を導入いたします。

本人認証サービス(3Dセキュア2.0)についての詳細は下記をご覧ください。
https://support.deliveru.jp/faq/docs/309

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2025/03/31(月) 13:00 ON AIR
2025年3月31日開催

有機リチウムイオン二次電池および水系有機レドックスフロー電池に用いる活物質の設計・開発の指針ならびに国内外における最近の研究動向

リチウムイオン電池およびレドックスフロー電池に用いられる希少金属元素からなる活物質の代替材料として酸化還元活性な有機分子を用いる研究についての基礎的な開発コンセプトから国内外における最近の研究動向まで網羅的に紹介!
質問OK 初~中級者向け 返金保証
45,100 (税込)
4時間0分 詳細へ
2025/03/30 17:00 まで
ivAsI2yQ

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/03/31 13:00 から 2025/03/31 17:00 まで

イベント概要

★2025年3月31日WEBでオンライン開講。愛知工業大学 村田氏が、有機リチウムイオン二次電池および水系有機レドックスフロー電池に用いる活物質の設計・開発の指針ならびに国内外における最近の研究動向について解説する講座です。

■注目ポイント

★リチウムイオン電池およびレドックスフロー電池に用いられる希少金属元素からなる活物質の代替材料として酸化還元活性な有機分子を用いる研究についての基礎的な開発コンセプトから国内外における最近の研究動向まで網羅的に紹介!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★高性能で安全な蓄電デバイスの開発は、再生可能エネルギーの利用拡大さらにはカーボンニュートラル社会の実現に向けた最重要課題の一つであります。

★リチウムイオン二次電池は携帯型電子機器や電気自動車の電源として現在広く活用されています。また、レドックスフロー電池は家庭や発電所など、大容量の蓄電に適した定置型蓄電デバイスであり、今後の急速な利用拡大が見込まれています。

★一方、それらはコバルトやバナジウムといった遷移金属イオンの酸化還元を充放電に利用することから資源量の制約や安全性などの問題を抱えており、事業規模の拡大の大きな妨げとなっています。このような観点から近年、それらの活物質である遷移金属イオンの代替材料として、資源量に制約がなく環境負荷も小さな有機活物質を利用する研究が盛んに行われています。

■注目ポイント

★様々な電子機能をもつ有機分子を自在に設計・合成できる有機合成化学者である講演者による講演!

★独自に開発したトリオキソトリアンギュレン中性ラジカルを用いた高容量有機LIBの研究開発についてその学術的背景からそれを電極活物質として利用するメリットに焦点をあてて解説!

★有機活物質を用いた水系RFBの開発についてその設計指針から最近の講演者らの研究状況について解説!


講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 13:00-17:00

【講師】愛知工業大学 工学部応用化学科 / 教授 村田 剛志 氏

【講演主旨】

 本講演では、資源量や安全性などの問題を抱える現行のリチウムイオン電池(LIB)およびレドックスフロー電池(RFB)に用いられる希少金属元素からなる活物質の代替材料として、酸化還元活性な有機分子を用いる研究について、基礎的な開発コンセプトから国内外における最近の研究動向について紹介する。我々が独自に開発したトリオキソトリアンギュレン中性ラジカルを用いた高容量有機LIBの研究開発について、その学術的背景からそれを電極活物質として利用するメリットに焦点をあてて解説する。さらに、有機活物質を用いた水系RFBの開発について、その設計指針から最近の講演者らの研究状況について解説する。



【プログラム】

1.研究背景〜縮多環型有機中性ラジカルの設計と機能開拓
 1-1. 有機中性ラジカルの設計指針と研究背景
 1-2. トリオキソトリアンギュレン中性ラジカルの研究経緯
 1-3. トリオキソトリアンギュレン中性ラジカルを用いた機能性開拓

2.有機中性ラジカルを正極活物質とする高容量有機リチウムイオン二次電池の開発
 2-1. 蓄電デバイスの種類とその市場動向
 2-2. 現行のリチウムイオン二次電池の問題点・改善すべき点
 2-3. 有機リチウムイオン二次電池の研究背景と動向
 2-4. 有機リチウムイオン二次電池の高容量化に向けた分子設計指針
 2-5. トリオキソトリアンギュレンを用いた高容量有機リチウムイオン二次電池の開発
 2-6. トリオキソトリアンギュレンの化学修飾による高性能化検討
 2-7. 有機リチウムイオン二次電池の性能向上に向けた正極部材の検討

3.有機活物質を用いた水系レドックスフロー電池の開発
 3-1. 現行のレドックスフロー電池の問題点・改善すべき点
 3-2. 有機活物質を用いたレドックスフロー電池の研究背景と動向
 3-3. 水系レドックスフロー電池の有機負極活物質の設計指針と研究例
 3-4. キノン系負極活物質の研究状況

【質疑応答】

【キーワード】

有機リチウムイオン二次電池, 有機中性ラジカル,多段階酸化還元能,水系有機レドックスフロー電池



【講演のポイント】

LIBやRFB研究者の多くはデバイスや電気化学の専門家であるのに対し、講演者は様々な電子機能をもつ有機分子を自在に設計・合成できる有機合成化学者である。このような研究者が活物質分子の設計・合成から性能評価に至るすべての工程を実施することで、それぞれの専門家だけでは到達し得ない包括的な物質探索とその議論ができる。



【習得できる知識】

・有機中性ラジカルの設計と電子物性
・有機分子の酸化還元・電子授受能と機能性開拓への展開
・高容量有機リチウムイオン二次電池の開発コンセプトと活物質の設計指針
・有機活物質を用いたレドックスフロー電池の開発コンセプトと活物質の設計指針

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
愛知工業大学  工学部応用化学科 / 教授  村田 剛志 氏
経歴
2005年に博士号(大阪大学大学院理学研究科)を取得。
2008年から2012年に博士研究員(京都大学・大阪大学)。
2013年から2015年にかけて (株)ケムジェネシス、東京化成工業(株)に勤務。
2015年から2022年  愛知工業大学 工学部 応用化学科 准教授
2023年4月から  愛知工業大学 工学部 応用化学科 教授
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