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2025/08/25(月) 10:30 ON AIR
2025年8月25日開催

テラヘルツ波の基礎と発生検出・分光イメージング技術  ~高分子材料の分析・医療・食品分野の非破壊検査に期待されるテラヘルツの応用展開~【アーカイブにて別日視聴可能】

テラヘルツの特性から検出方法の解説、イメージング技術の応用開発事例を紹介します。 
初~中級者向け 返金保証
49,500 (税込)
6時間0分 詳細へ
2025/08/24 17:00 まで
ivypSuOi

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/08/25 10:30 から 2025/08/25 16:30 まで

イベント概要

★2025年8月25日開講。【名古屋大学・教授:川瀬氏】に、テラヘルツの基礎から分光イメージング技術への応用展開について解説いただきます。

■本講座の注目ポイント

 分光イメージング(物質の内部構造や成分を可視化する技術)は、高分子材料の分析・医療・食品分野の非破壊検査への応用に期待されています。当講座では、テラヘルツの特性から検出方法の解説、イメージング技術の応用開発事例を紹介します。 

 ※当日参加できない方は、希望日にアーカイブ視聴可能です。

カリキュラム/プログラム

【こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります】

※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの備考欄に『当日以外のアーカイブ視聴希望』をご記入ください


【時間】 10:30-16:30

【講師】名古屋大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 量子システム工学 教授 川瀬 晃道 氏

【講演主旨】

 近年、テラヘルツ波と呼ばれる約0.3~10THz(波長1 mm~30 μm)の電磁周波数帯の光源開発とその応用開拓が急速に進んでいます。この帯域は電波と光波の中間に位置しており、電波のように紙、プラスチック、ビニール、繊維、半導体、粉体など種々の物質を透過すると共に、光波のようにレンズやミラーで空間を自在に取り回すことができます。また、ミリ波に比べて波長が短いため、多くのイメージング用途にとって必要十分な空間分解能を有しています。

 さらに、ビタミンや糖、医薬品、禁止薬物などの試薬類に固有の吸収スペクトルがテラヘルツ帯で見出され、その分光応用可能性が広がりつつあります。

 我々は、非線形光学効果を用いた新型広帯域波長可変テラヘルツ光源/検出方式の開発、および、テラヘルツ分光/イメージングの応用開発を精力的に進めており、国際的に高く評価されています。それらの幅広いテラヘルツ技術と応用可能性に関して集中的に解説します。

【講演のポイント】
 以下の方々に向けた講演となっております。
 ①テラヘルツ波の基礎知識を得たい方。
 ②テラヘルツ波の将来可能性に興味をお持ちの方
 ③半日の講義でテラヘルツ波に関する基礎知識を得たい方

【習得できる知識】
 ①ADASや自動運転システムに関する知識
 ②自動車EMCに関する知識

【講演キーワード】
 テラヘルツ波、発生検出、基礎技術、分光、イメージング、非破壊検査、応用可能性


【プログラム】

1.テラヘルツ波の基礎技術
 テラヘルツイメージング例
 テラヘルツ波の特長
 THz-TDS(時間領域分光法)
 様々なテラヘルツ光源
 黒体輻射とインチキ テラヘルツ健康グッズ
 様々なテラヘルツ検出器
 テラヘルツ帯の光学素子
 メタルメッシュエタロンによる波長、線幅計測
 ワイヤーグリッドによる偏光特性計測

2.レーザー励起テラヘルツ発生/検出

 2-1. テラヘルツパラメトリック光源
  光注入型テラヘルツパラメトリック発生器(is-TPG)
  μチップレーザー励起テラヘルツ光源
  新型(is-TPG)超高輝度テラヘルツ発生と検出
  CCDを用いたテラヘルツ検出
  テラヘルツ波増幅器

 2-2. チェレンコフ型テラヘルツ光源
  チェレンコフ型のメリット
  差周波混合型テラヘルツ光源
  非線形光導波路型テラヘルツ光源
  導波路用Siプリズムカプラー
  導波路型非線形結晶の選択基準

3.テラヘルツ分光・イメージング

 3-1. 安全安心への応用展開
  液体小袋のマイクロリーク検出
  テラヘルツ波の散乱強度による粉体検出
  郵便物スクリーニング装置
  薬物の透視に最適な周波数帯
  テラヘルツ帯の分子スペクトルの特徴
  種々の試薬類の指紋スペクトル
  封筒や衣服などに隠匿された試薬の分光
  is-TPGとTHz時間領域分光の検出能力比較
  多波長発生/ワンショット分光
  リアルタイム分光の高安定化

 3-2. テラヘルツ分光/イメージングシステム
  試薬類の主成分分析
  混合サンプルの識別
  TDSを用いたテラヘルツ分光イメージング
  is-TPGを用いたテラヘルツ分光イメージング
  テラヘルツ3D-CTシステム
  エンジンフィルター内のススの3D-CTイメージング
  各種製品のテラヘルツ3D-CT

 3-3. テラヘルツトモグラフィによる断層画像計測
  ファイバレーザ励起小型テラヘルツトモグラフィシステム
  DAST結晶を用いた超短パルスTHz波発生
  車の塗装膜等のトモグラフィー観察例

4.種々のテラヘルツセンシング・イメージング技術
 テラヘルツ波の干渉を用いた超高感度イメージング
 Si導波路からのエバネッセント波を用いたセンシング
 光によるテラヘルツ波変調の可能性
 レーザーTHz放射顕微鏡
 青果物の非破壊・非侵襲評価
 植物工場における潅水の最適化
 凍結解凍サイクルの最適化
 ミリ波を用いた簡易計測
 テラヘルツスキャナーによるインライン検査

【質疑応答】

※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの備考欄に『当日以外のアーカイブ視聴希望』をご記入ください

詳細

身につく知識/スキル
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
できません
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
名古屋大学  大学院工学研究科 電子工学専攻 量子システム工学 教授  川瀬 晃道 氏
経歴
1989年 京大工学部電子工学科卒
1996年 東北大博士課程修了
2001年 理化学研究所 ユニットリーダー
2004年 東北大学 農学研究科寄附講座 教授
2005年 名古屋大学 工学研究科 教授
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