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2024/11/22(金) 10:30 ON AIR

スラリーの粒子分散・凝集制御の基礎と高粒子濃度スラリーの分散状態の評価手法および実プロセスへの応用例 ~セラミックススラリーから電池電極スラリーまで~

スラリーの分散制御に関連する研究を20年以上続け「現場に役立つ基礎研究」をモットーに数多くの企業との共同研究も経験してきた講師が評価の難しい高粒子濃度スラリーを中心に粒子分散・凝集状態の評価手法を解説!
質問OK 初~中級者向け [N] 返金保証
49,500 (税込)
6時間0分 詳細へ
2024/11/21 17:00 まで
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イベント概要

※本講座のお申込みの締め切り日は、11月11日(月)までとさせていただきます。

★2024年11月22日WEBでオンライン開講。法政大学 森 隆昌 氏が、スラリーの粒子分散・凝集制御の基礎と高粒子濃度スラリーの分散状態の評価手法および実プロセスへの応用例~セラミックススラリーから電池電極スラリーまで~について解説する講座です。

※本講座の配布用の講演資料としては、「基礎スラリー工学」椿 淳一郎氏、森 隆昌氏、佐藤根 大士氏 (著)(丸善出版)を使用いたします。本講座の開催が決定いたしましたら、当該書籍を受講者皆様に、開催日前日までにご送付いたします。

■注目ポイント

★スラリーの分散制御に関連する研究を20年以上続け「現場に役立つ基礎研究」をモットーに数多くの企業との共同研究も経験してきた講師が評価の難しい高粒子濃度スラリーを中心に粒子分散・凝集状態の評価手法を解説!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況【講師から】

★現代社会を支える電子機器になくてはならないリチウムイオン電池やセラミックスコンデンサーなどはスラリーから作られており、スラリー調製が製品性能を決定づけると言っても過言ではないでしょう。しかし、スラリーは単に“レシピ”が同じというだけでは“同じスラリー”ができるものではなく、スラリーの特性を制御することは容易ではありません。またそもそも、スラリー中の粒子の状態(分散状態)がどうなっているかを的確に評価できる人は少なく、まして複数の種類の粒子からなるリチウムイオン電池電極用スラリーなどの評価は、手もつけられないのではないでしょうか?

★本セミナーではそのような悩みに答えられるように、液中での粒子の分散の基礎から解説し、よりよいスラリーを作るためのヒントをつかんでいただけたらと思います。特に、スラリー中の粒子の分散状態の評価が重要であるとの考えから、濃厚系は濃厚系のまま評価すること、測れるものを測るのではなく、測るべきものを測ることの大切さを実例とともに解説します。

■注目ポイント

★液中の粒子分散・凝集状態を支配する因子、液中の粒子分散・凝集状態を評価する手法とは!?

★スラリーの流動性を評価する方法、粒子の濡れ性(接触角)を測定する方法を解説!

★スラリー評価技術を実プロセスに応用した例を紹介!



講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 10:30-16:30

【講師】法政大学 生命科学部 / 教授 森 隆昌 氏

【講演主旨】

 スラリー中の粒子分散・凝集状態制御の基礎を解説します。まず粒子分散・凝集状態を支配する因子を概説します。その後で、粒子分散・凝集状態をいかに評価するか、その手法を解説します。本セミナーでは特に評価が難しい高粒子濃度スラリーを中心に解説します。最後に紹介したスラリー評価技術を実プロセスに応用した例を紹介します。



【プログラム】

1.イントロダクション
 1-1. スラリー評価の前に知っておきたいこと
 1-2. なぜスラリーが必要なのか?
 1-3.濃厚スラリーの粒子径分布測定(希釈前後の粒子分散状態の比較)
    濃厚スラリーを希釈して測定した粒子径分布は分散状態を評価したことになるのか?

2.液中粒子の分散・凝集を支配する因子
 2-1. DLVO理論
 2-2. 非 DLVO力

3.スラリーの流動性評価
 3-1. 流動挙動の種類
 3-2. 流動性評価法
 3-3. 流動性評価の実例
 3-4. 見かけ粘度の測定で注意すべきこと

4.スラリー中の粒子集合状態評価技術
 4-1. 重力沈降,遠心沈降試験
  4-1-1. 測定原理及び実験方法 4-1-2.測定結果の実例
 4-2. 静水圧測定法
  4-2-1. 測定原理及び実験方法
  4-2-2. 測定結果の実例
 4-3. ナノ粒子の分散・凝集状態評価(浸透圧測定法)
  4-3-1. 測定原理及び実験方法
  4-3-2. 測定結果の実例
 4-4. 希薄系での直接観察
 4-5. 希釈したスラリーの粒子径分布測定(希釈前後の比較)

5.スラリー評価の応用例
 5-1. 噴霧乾燥(スプレードライ)
  中実球形顆粒を作るには?
 5-2. リチウムイオン電池正極
  多成分スラリーを評価するには?
 5-3. チタン酸バリウム
  シート成形で成形体密度を制御するには?
 5-4. アルミナ
  鋳込み成形で成形体密度を制御するには?
 5-5. スラリー特性の経時変化
  スラリー特性が時間とともに変化するのはどういう場合か?

6.粒子の濡れ性(接触角)測定
  6-1.異なる溶媒に対する粒子の接触角と分散のしやすさ
  6-2.表面改質の効果の接触角による評価

7.まとめ&法政大学大学院スラリー工学研究所の紹介

【質疑応答】



【キーワード】

スラリー、分散、凝集、セラミックス、リチウムイオン電池、湿式成形、シート成形、鋳込み成形



【講演のポイント】

講演者はスラリーの分散制御に関連する研究を20年以上続けており、「現場に役立つ基礎研究」をモットーに、数多くの企業との共同研究も経験してきました。講演者が所長を務めるスラリー工学研究所では、講演で紹介する各種評価方法について企業からの受託測定も実施しています。現場の実例を交えてスラリーの基礎を解説することができる数少ない研究者です。

【習得できる知識】

液中の粒子分散・凝集状態を支配する因子、液中の粒子分散・凝集状態を評価する手法
スラリーの流動性を評価する方法、粒子の濡れ性(接触角)を測定する方法
スラリー特性と成形体特性の関係

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2024/11/22 10:30 から 2024/11/22 16:30 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。 ※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。 2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
法政大学  生命科学部 / 教授  森 隆昌 氏
経歴
1997年3月 名古屋大学工学部分子化学工学科 卒業
1999年3月 名古屋大学工学研究科博士課程前期課程 修了
2002年3月 名古屋大学工学研究科博士課程後期課程 修了 博士(工学)
2002年4月 名古屋大学工学研究科物質制御工学専攻 助手
2007年4月 名古屋大学工学研究科物質制御工学専攻 助教(名称変更)
2013年4月 法政大学生命科学部環境応用化学科 准教授
2014年4月 法政大学大学院スラリー工学研究所 所長
2016年4月 法政大学生命科学部環境応用科学科 教授
       現在に至る
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