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2024/11/27(水) 13:00 ON AIR

遷移金属ダイカルコゲナイドの活用による高効率な太陽電池の開発に向けた最新技術動向

半導体材料としての物性制御性、電気伝導率や結合強度などの異方性、二次元シート化による柔軟性といった遷移金属ダイカルコゲナイド特有の性質を活かした太陽電池の性能向上や機能付与について解説!
質問OK 初~中級者向け [N] 返金保証
49,500 (税込)
4時間5分 詳細へ
2024/11/26 17:00 まで
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イベント概要

★2024年11月27日WEBでオンライン開講。東京工業大学 西村氏、東京大学 中西氏の2名が、遷移金属ダイカルコゲナイドの活用による高効率な太陽電池の開発に向けた最新技術動向について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★半導体材料としての物性制御性、電気伝導率や結合強度などの異方性、二次元シート化による柔軟性といった遷移金属ダイカルコゲナイド特有の性質を活かした太陽電池の性能向上や機能付与について解説!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★二次元物質である遷移金属ダイカルコゲナイドは、その層状構造に由来するユニークな電気的、機械的、光学的物性など、特徴的な性質のため太陽電池材料の一つとして注目を集めております。

★層状の遷移金属ダイカルコゲナイドを円筒状に丸めた無機ナノチューブは、カーボンナノチューブと同じく巻き方(カイラリティー)によって多彩な物性・機能を実現し、脱炭素社会に向けて高効率太陽電池や高活性触媒への応用が期待されております。


■注目ポイント

★太陽電池の高性能化や高機能化に向けた遷移金属ダイカルコゲナイド薄膜材料の応用技術について解説!

★最新データを用いた結晶成長法や物性制御法を提示しつつ量産実績のある素子から新規の積層構造まで太陽電池における活用法を紹介!

★ナノ空間や界面をテンプレートに用いた原子レベルの構造制御を得意とする講師による貴重な講演!

★独自のテンプレートを活用して合成された無機ナノチューブの単層構造の特徴や電子物性について紹介!


講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 遷移金属ダイカルコゲナイド層の物性制御と太陽電池への応用

【時間】 13:00-15:40

【講師】東京工業大学 工学院 / 助教 西村 昂人 氏

【講演主旨】

 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、クリーンで高効率・高機能な太陽電池の開発は更に重要性が増している。二次元物質である遷移金属ダイカルコゲナイドは、その層状構造に由来するユニークな電気的、機械的、光学的物性など、特徴的な性質のため太陽電池材料の一つとして魅力的である。本講座では、太陽電池の高性能化や高機能化に向けた遷移金属ダイカルコゲナイド薄膜材料の応用技術について解説する。遷移金属ダイカルコゲナイドの特徴や基礎物性を踏まえた上で、最新データなどを用いて結晶成長法や物性制御法を提示しつつ、量産の実績がある素子から新規の積層構造まで太陽電池における活用法を紹介する。



【プログラム】

1. はじめに
2. 太陽電池材料としてみる遷移金属ダイカルコゲナイドの各種物性
3. 太陽電池素子における遷移金属ダイカルコゲナイド膜の結晶成長と物性制御
4. 遷移金属ダイカルコゲナイド層を有した太陽電池素子の構造設計
   〜量産実績がある太陽電池から新規の素子構造まで〜
5. 遷移金属ダイカルコゲナイドの高効率・高機能太陽電池への応用例
   ・界面接続を考慮した電荷輸送効率の改善技術
   ・犠牲層として利用する機械的剥離技術
   ・内部ひずみ緩和による半導体結晶成長技術 ほか
6. おわりに

【質疑応答】

【キーワード】
遷移金属ダイカルコゲナイド、太陽光発電、太陽電池、薄膜材料、化合物半導体、結晶成長、界面制御、電気特性、機械特性、光学特性

【講演のポイント】
半導体材料としての物性制御性、電気伝導率や結合強度などの異方性、二次元シート化による柔軟性といった遷移金属ダイカルコゲナイド特有の性質を活かして、どのように太陽電池の性能向上や機能付与に繋げるか解説する。

【習得できる知識】
・遷移金属ダイカルコゲナイドの物性制御法・用途開発
・太陽電池における二次元物質の導入方法論
・太陽電池の設計指針・開発状況



【第2講】 遷移金属ダイカルコゲナイド二次元シートの活用による無機ナノチューブの合成技術の開発および構造・物性の基礎

【時間】 15:50-17:05

【講師】東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 / 准教授 中西 勇介 氏

【講演主旨】

 層状の遷移金属ダイカルコゲナイドを円筒状に丸めた無機ナノチューブは、カーボンナノチューブと同じく巻き方(カイラリティー)によって多彩な物性・機能を実現し、脱炭素社会に向けて高効率太陽電池や高活性触媒への応用が期待される次世代材料である。しかし、ほとんどの無機ナノチューブは多数の構造が混在した多層体で、電子構造や成長機構は依然として理論予想に留まっている。このような背景のもと、われわれは独自のテンプレートを活用して無機ナノチューブの単層を合成し、電子顕微鏡観察によって構造や物性を解明する研究を進めている。本講演では、これまでわかってきた構造的な特徴や電子物性について紹介する。



【プログラム】

・研究背景(ナノ材料科学の最新動向)
・無機ナノチューブとは?
・材料の歴史・課題
・構造・物性の基礎
・従来の合成法
・単層合成法(テンプレート合成法)
・単層ナノチューブの構造的特徴
・単層ナノチューブの電子物性
・今後の展望

【質疑応答】

【キーワード】
無機ナノチューブ、電子顕微鏡、カイラリティー、遷移金属ダイカルコゲナイド

【講演のポイント】
数原子分の厚みしかない薄膜や細線などの低次元ナノ物質を創製し、バルクスケールでは見られない量子物性やエネルギー変換機能の開拓に取り組む。特に、ナノ空間や界面をテンプレートに用いた原子レベルの構造制御を得意とする。

【習得できる知識】
・無機ナノチューブの構造・物性の基礎

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2024/11/27 13:00 から 2024/11/27 17:05 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。 ※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。 2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
第1部  東京工業大学  工学院 / 助教  西村 昂人 氏 第2部  東京大学  大学院 新領域創成科学研究科 / 准教授  中西 勇介 氏
経歴
第1部  東京工業大学  工学院 / 助教  西村 昂人 氏

第2部  東京大学  大学院 新領域創成科学研究科 / 准教授  中西 勇介 氏

2024年8月 - 現在
東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授
2018年10月 - 2024年7月
東京都立大学, 理学部物理学科, 助教
2017年4月 - 2018年9月
名古屋大学, 高等研究院, YLC特任助教
2016年4月 - 2017年3月
米国ライス大学, 日本学術振興会海外特別研究員
2014年4月 - 2016年3月
名古屋大学, 日本学術振興会特別研究員(DC2, PD)
2012年4月 - 2013年3月
三菱化学株式会社
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