EUのPPWR(Packaging and Packaging Waste Regulation)が2月に発効し、2026年8月12から適用されます。包装廃棄物の削減目標、包装の素材ごとにリサイクル目標値等が設定され、プラスチックについては一定以上のリサイクル可能性が要求され、2030年からリサイクル材使用率が定められました。剛性を有するボトルや容器はリサイクルが容易と思えますが、異なるフィルムを積層して物理的強度、包装適性、利便性及びバリア性を付与する軟包装(プラスチックフィルム包装)のリサイクルは困難です。