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2025/09/25(木) 13:00 ON AIR
2025年9月25日開催

樹脂添加剤 最新技術 ~基礎と応用・総合知識および新規樹脂添加剤技術の紹介~

樹脂材料の変質劣化機構と添加剤の作用機構の基礎的な考え方から、工業化されている各種の樹脂材料の特性改良に対応する添加剤処方技術、最近の添加剤メーカーの新規添加剤の紹介、そして株式会社ADEKA様からは添加剤開発の知見をもとに、樹脂、特にポリオレフィンの高機能化を実現する技術とその応用事例までご紹介いただき、添加剤処方技術への総合的理解が進む講座となります。
質問OK 初~中級者向け 返金保証
49,500 (税込)
3時間25分 詳細へ
2025/09/24 17:00 まで
ivSfGHKb

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/09/25 13:00 から 2025/09/25 16:25 まで

イベント概要

★2025年9月25日WEBでオンライン開講。元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏、 株式会社ADEKA 福田 拓也 氏の2名が、樹脂添加剤 最新技術 ~基礎と応用・総合知識および新規樹脂添加剤技術の紹介~ について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

 樹脂材料の変質劣化機構と添加剤の作用機構の基礎的な考え方から、工業化されている各種の樹脂材料の特性改良に対応する添加剤処方技術、最近の添加剤メーカーの新規添加剤の紹介、そして株式会社ADEKA様からは添加剤開発の知見をもとに、樹脂、特にポリオレフィンの高機能化を実現する技術とその応用事例までご紹介いただき、添加剤処方技術への総合的理解が進む講座となります。

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★樹脂材料の変質劣化機構と添加剤の作用機構の基礎的な考え方から、工業化されている各種の樹脂材料の特性改良に対応する添加剤処方技術、最近の添加剤メーカーの新規添加剤の紹介、そして株式会社ADEKA様からは添加剤開発の知見をもとに、樹脂、特にポリオレフィンの高機能化を実現する技術とその応用事例までご紹介いただき、添加剤処方技術への総合的理解が進む講座となります。


■注目ポイント

★高分子素材の変質劣化機構について学習、習得できる!

★高分子添加剤の種類と機能について学習、習得できる!

★添加剤処方の設計技術について学習、習得できる!

★樹脂添加剤の基礎的な知識について学習、習得できる!

★核剤・透明化剤、難燃剤、帯電防止剤のメカニズムや効果、使用方法について学習、習得できる!

★ポリオレフィンの高機能化手法について学習、習得できる!


講座担当:齋藤順

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【第1講】 樹脂添加剤 最新技術 ~基礎と応用・総合知識~

【時間】 13:00-15:00

【講師】元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏

【講演主旨】

 現代社会においては日用品から耐久消費財まで各種のポリマー・高分子材料が使用されており、用途に応じた性能・機能を発揮できる材料として開発されている。これらの各種機能を発現し、更に製品使用期間中に材料の劣化・変質を防止し得るためには、原材料としての高分子の種類の選択とともに、各種の添加剤の適正な適用が必須条件となっており、材料開発においても添加剤処方・配合設計が重要な技術開発テーマとなっている。一方、市販添加剤の種類も多岐に渡り、選定の拠り所を得ることも難しくなっている。
 本講座では、高分子材料の性能や機能に対応する添加剤の必要性について解説し、いくつかの事例についても紹介して、理解を深める機会を提供する。


【プログラム】

1.高分子材料開発と添加剤配合処方設計
1-1. 高分子材料の変質劣化
(a)酸化劣化 (b)光(酸化)劣化 (c)加水分解 (d)酸性・塩基性物質による劣化、
   (e)放射線・電子線による劣化 (f)電場による劣化 (g)微生物による劣化
1-2. 高分子材料の機能性付与
   (a)難燃性付与 (b)電防止 (c)防曇性付与 (d)摺動性付与
 1-3.高分子材料の物性改良
   (a)強度向上 (b)柔軟性付与 (c)剛性度付与 (d)耐衝撃性付与 (e)熱伝導性付与
1-4.高分子材料の成形加工性付与
   (a)流動性付与 (b)潤滑性付与 (c)結晶造核性制御

2.添加剤の種類と特性
2-1.酸化防止剤の化学構造と機能
     フェノール系酸化防止剤、リン系安定剤、硫黄系安定剤
 2-2 紫外線吸収剤、光安定剤の化学構造と機能
  2-3.可塑剤の種類と機能
  2-4.難燃剤の種類と機能
  2-5.帯電防止剤
  2-6.滑剤
  2-7.可塑剤
  2-8.結晶核剤
  2-9.防曇剤
  2-10.消臭剤
  2-11.抗菌剤

3.添加剤配合処方設計上の留意点
3-1.添加剤の安定性
3-2.添加剤の過剰添加による漏出(ブリード・ブルーム)の防止
(a)添加剤の選択、高分子量化添加剤、高分子化添加剤の事例
(b)基材高分子材料との相溶性・混和性
    (c)ポリマーアロイ技術の援用による拡散経路長の延伸とコントロールリリース化
3-3.異種添加剤の組合せによる添加量削減

4.まとめ と 質疑応答


【キーワード】

 酸化劣化、光劣化、酸化防止剤、光吸収剤、難燃剤、滑剤、消臭剤、抗菌剤


【講演の最大のPRポイント】

 樹脂材料の変質劣化機構と添加剤の作用機構の基礎的な考え方から、工業化されている各種の樹脂材料の特性改良に対応する添加剤処方技術、また、最近の添加剤メーカーの新規添加剤の紹介まで、添加剤処方技術への総合的理解が進むように構成した。


【習得できる知識】

 高分子素材の変質劣化機構、高分子添加剤の種類と機能、添加剤処方の設計技術


【第2講】 ポリオレフィンの機能性向上に貢献する新規樹脂添加剤技術のご紹介

【時間】 15:10-16:25

【講師】株式会社ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室 福田 拓也 氏

【講演主旨】

 樹脂添加剤はプラスチックに添加することで性能を向上させる重要な製品であり、プラスチックの実用化には欠かせない素材です。これらの添加剤には、製品の長寿命化に寄与するものや新たな機能を付与するものなどさまざまな種類が存在しますが、本講座では、核剤および透明化剤によるポリプロピレンの物性・透明性の向上、さらに難燃剤や帯電防止剤によるポリオレフィンの機能付与のメカニズムや効果について、実際のデータを交えながら解説します。また、添加剤を用いたポリオレフィンの高機能化事例を紹介し、安価で汎用なポリオレフィン材料の新たな可能性について紹介します。


【プログラム】

1.樹脂添加剤とは

2.核剤/透明化剤によるポリプロピレンの物性・透明性向上
  2-1. 核剤
  2-2.透明化剤
  2-3.β晶核剤

3.難燃剤によるポリオレフィンの難燃化
  3-1.イントメッセント系難燃剤
  3-1.NOアルキル型難燃剤

4.帯電防止剤によるポリオレフィンフィルムの高機能化
  4-1.永久帯電防止剤

質疑応答


【キーワード】

 ポリオレフィン、高機能化、樹脂添加剤、核剤、透明化剤、難燃剤、帯電防止剤


【講演の最大のPRポイント】

 当社はグローバルに樹脂添加剤を展開する素材メーカーとして、添加剤を通じて樹脂産業の発展に貢献してきました。本講演では、当社が培ってきた添加剤開発の知見をもとに、樹脂、特にポリオレフィンの高機能化を実現する技術とその応用事例についてご紹介します。


【習得できる知識】

 樹脂添加剤の基礎的な知識
 核剤・透明化剤、難燃剤、帯電防止剤のメカニズムや効果、使用方法
 ポリオレフィンの高機能化手法

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
第1部  元住友化学  株式会社AndTech 技術顧問  今井 昭夫 氏 第2部  株式会社ADEKA  樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室  福田 拓也 氏
経歴
第1部  元住友化学  株式会社AndTech 技術顧問  今井 昭夫 氏

1973 年 住友化学工業(株) (現 住友化学㈱ )入社
  新規合成ゴム材料(省燃費タイヤ用S-SBRのポリマー構造設計、製造プラント設計)の開発、 オレフィン重合触媒(チ―グラーナッタ触媒、メタロセン触媒)の開発、ポリマーアロイ(TPO,TPV,エンプラアロイ)の開発に従事、研究グループマネージャーを経て、事業部長、研究所長を歴任
2006 年 12 月 住友化学㈱ 理事・石油化学品研究所長に就任
2011 年 3月 同社 退職
2011 年 6月 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 就任
2011 年 4 月~ 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 兼 新製品開発グループ統括役員
として 機能性樹脂・ゴム 新製品開発を指導。
2014 年6月 日本エイアンドエル㈱社長 退任、同社顧問に就く。
この間、 2011 年 公益社団法人 高分子学会 フェローに就任
2015 年より 日本エイアンドエル退職後、コンサルタント業を開始。
また、公的機関からの要請で、下記を 継続中。
2008 年~ 北海道大学大学院 工学研究院 非常勤講師
2011 年~ 一般社団法人日本ゴム協会 関西支部、 関西ゴム技術研修所 講師
2016 年 (株)AndTech 顧問に就任。国内外の企業、研究機関において、技術指導
事業開発コンサルティング、講演会講師、化学経済誌に著述活動など行う
現在に至る

第2部  株式会社ADEKA  樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室  福田 拓也 氏