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2024/05/22(水) 13:00 ON AIR

高品質の高機能フィルムを製造するために必要な、製膜・延伸技術と塗布・ラミネート技術および各種欠陥問題への対策事例

大手企業にて経験、技術を蓄積した講師が 光学フィルムを始めとする高機能フィルムの製造全般に関して現場で活用できる情報を紹介!
質問OK 初~中級者向け [N]
45,100 (税込)
4時間0分 詳細へ
2024/05/21 17:00 まで
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イベント概要

★2024年5月22日WEBでオンライン開講。ホサナ技研 小川氏が高品質の高機能フィルムを製造するために必要な、製膜・延伸技術と塗布・ラミネート技術および各種欠陥問題への対策事例について解説する講座です。

■注目ポイント

★大手企業にて経験、技術を蓄積した講師が光学フィルムを始めとする高機能フィルムの製造全般に関して現場で活用できる情報を紹介!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとしたほとんど全ての産業で使用される必要不可欠な材料であります。

★通信・エネルギーの分野では高耐久・高強度などの性能を満たした高機能フィルムの市場が拡大しております!

★機能フィルムの製造は、フィルム成形~塗布~乾燥、ラミネートの工程が含まれ、いずれも重要かつ高度な製造技術が構築されております。

■注目ポイント

★フィルム成形、塗布乾燥、ドライラミネートまでの一連の技術を一括して学ぶことができる貴重な機会をご提供!

★製造工程において実際に発生するトラブルやその対策の重要ポイントをわかりやすく解説!


講座担当:牛田孝平


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【時間】 13:00-17:00

【講師】ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏

【講演主旨】

 プラスチックフィルムは、電子、医療、食品をはじめとした、ほとんど全ての産業で使用され、なくてはならない材料となっている。中でも、通信・エネルギーの分野では、高耐久・高強度などの性能を満たした、高機能フィルムの市場が拡大している。一般に、高機能フィルムの製造は、フィルム成形~塗布~乾燥、場合によってはラミネートの工程が含まれるが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されている。これらは、ロールtoロールにより連続製造されるので、他の工業材料分野でも利用できる汎用性の高い基盤技術である。
 本セミナーでは、これらの代表的な技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造で発生する、様々な欠陥や問題について、その対策に役立つような事例等も紹介したい。




【プログラム】

1. 高機能(機能性)フィルム
 1-1 高機能フィルムとは
 1-2 高機能フィルムの構成
 1-3 高機能フィルムの製造
 1-4 樹脂/フィルムの種類

2. フィルム製膜・延伸技術
 2-1 製膜方法
   (溶融製膜と溶液製膜)
 2-2 PETフィルムの特徴
   (PETの種類、延伸の分類、延伸による特性変化)
 2-3 PETフィルムの製法
   (製造全体フロー、重合~ペレット化、押出、製膜、延伸)
 2-4 TACフィルムの特徴
   (基本特性) 
 2-5 TACフィルムの製法
   (製造全体フロー、溶解、押出、製膜、ドラム式、バンド式) 
 2-6 フィルム成形におけるトラブルと対策
 2-7 フィルム成形技術まとめ

3. 塗布技術
 3-1 塗布の基礎
   (塗布技術のポイント、方式の分類、塗布設備の構成、方式の選択)
 3-2 ロール塗布技術
   (リバースロールコータ、グラビアコータ、キスコータ、マイクログラビアコータ、ワイヤバーコータほか)
 3-3 ロール塗布での欠陥と対策例
   (リビング、ムラ、斑目、スジ、ハジキなど)
 3-4 ダイ塗布技術
   (ダイヘッドの構造、ダイ設定~塗布開始の手順例など)
 3-5 ダイ塗布技術課題
   (ビード安定化、コーティングウインドウ、高速化における課題など)
 3-6 塗布技術まとめ

4. 乾燥技術
 4-1 乾燥工程の基礎
   (乾燥の分類、基本原理、乾燥曲線など)
 4-2 乾燥での欠陥と対策
   (ピンホール、皮張り、乾燥ムラ、風ムラなど)
 4-3 特許にみる、風ムラ対策
 4-4 乾燥技術まとめ

5. ドライラミネート技術
 5-1 ラミネートとは
   (特徴、構成例など)
 5-2 ドライラミにおけるトラブル対策
   (シワ、カールなど)
 5-3 ドライラミに関する特許例

6.補足…濡れ性の基礎
 6-1. 表面張力と接触角
 6-2. 界面活性剤の働き
 6-3. 表面処理方法例など

【質疑応答】


【キーワード】

高機能フィルム、フィルム成形、製膜、延伸、PET、TAC、塗工、塗布、コーティング、乾燥、欠陥、トラブル対策、スロット塗布、ロール塗布、ラミネート



【講演のポイント】

・光学フィルムを始めとする高機能フィルムの製造全般に関して、大手企業にて経験や技術を蓄積した講師が、現場で活用できる情報を提供します
・フィルム成形から塗布乾燥、さらにドライラミネートまでの一連の技術を、一括して学ぶことができる機会となります
・製造工程において、実際に発生するトラブルやその対策などについて、重要ポイントをわかりやすく解説します


【習得できる知識】

・フィルム成形における溶融製膜と溶液製膜の違いと設備内容
・PETやTACに代表されるフィルム製膜・延伸工程に関する課題と技術ポイント
・薄膜塗布に採用される数種の塗布方式ならびにその特徴
・塗布乾燥における課題、発生する欠陥とその対策例
・ドライラミネートの課題とその対策例

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2024/05/22 13:00 から 2024/05/22 17:00 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
ホサナ技研  代表  小川 正太郎 氏
経歴
1984年 富士フイルム株式会社に入社、生産技術部(富士宮)配属
     (以降、フィルム関連の製造技術開発に関する業務に従事)
1988年 米国ミネソタ州立大学に客員研究員として派遣(約2年)
2001年 役職:主任研究員(管理職)
2011年 生産技術センター(小田原)に異動、役職:研究マネージャー
2014年 役職:シニアエキスパート
     (2018年に部署名が「精密プロセス技術センター」に変更)
2018年 退職
退職後は、フリーランスとして、これまで10社以上と契約し、技術顧問・技術アドバイザーなどの業務に従事し、現在に至る