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2025/09/29(月) 13:00 ON AIR
2025年9月29日開催

光学用透明樹脂の基礎と各種分子設計と特性制御、高機能化と応用 ~透明性・耐熱性・屈折率・複屈折率の分子設計と制御~

光学用透明樹脂開発のための透明樹脂の概要、分子設計や光学特性の基礎および透明性、耐熱性、屈折率、複屈折率の制御など透明樹脂の高機能化について実務に適した内容で分かりやすく解説します。
質問OK 初~中級者向け 返金保証
45,100 (税込)
4時間0分 詳細へ
2025/09/28 17:00 まで
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視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/09/29 13:00 から 2025/09/29 17:00 まで

イベント概要

★2025年9月29日WEBオンライン開講。FAMテクノリサーチ 代表 山田氏が、光学用透明樹脂の基礎と各種分子設計と特性制御、高機能化と応用~透明性・耐熱性・屈折率・複屈折率の分子設計と制御~について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★光学用透明樹脂開発のための透明樹脂の概要、分子設計や光学特性の基礎および透明性、耐熱性、屈折率、複屈折率の制御など透明樹脂の高機能化について実務に適した内容で分かりやすく解説します。

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★光学用透明樹脂開発のための透明樹脂の概要、分子設計や光学特性の基礎および透明性、耐熱性、屈折率、複屈折率の制御など透明樹脂の高機能化について実務に適した内容で分かりやすく解説します。


■注目ポイント

★透明樹脂の概要と分子設計の考え方について学習、習得できる!

★光学特性の概要と制御法について学習、習得できる!

★透明性、耐熱性の分子設計と向上方法について学習、習得できる!

★高・低屈折率樹脂の分子設計と制御法について学習、習得できる!

★低複屈折化手法について学習、習得できる!

★無機材料との複合(ハイブリッド)化による高機能化方法について学習、習得できる!

★ガラス代替材料の開発現状について学習、習得できる!


講座担当:齋藤順

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 13:00-17:00

【講師】FAM テクノリサーチ  代表 博士(工学) 山田 保治 氏

【講演主旨】

 アクリル樹脂(PMMA)、ポリカードネート(PC)や環状ポリオレフィン樹脂(COP、COC)などの透明樹脂はプラスチックレンズ、液晶ディスプレイ、光ディスク、光ファイバーなど包装、光学、光通信分野で広く使われている。また近年、光学機器のデジタル化の急速な進展により、高屈折率、高アッベ数、低複屈折など高い特性をもった高機能な光学用透明樹脂や新規な光学樹脂が数多く開発されている。本講演では、光学用透明樹脂開発のための透明樹脂の概要、分子設計や光学特性の基礎および透明性、耐熱性、屈折率、複屈折率の制御など透明樹脂の高機能化について実務に適した内容で分かりやすく解説する。


【プログラム】

1.透明樹脂の概要
 1.1 透明樹脂の分子設計
 1.2 透明樹脂の種類と特徴
 1.3 透明樹脂の概要(合成法と特性)
  (1)アクリル樹脂(PMMA)
  (2)ポリカードネート(PC)
  (3)環状ポリオレフィン樹脂(COP, COC)
  (4)カルド(フルオレン)計樹脂
  (5)透明エポキシ樹脂
  (6)透明(脂環族)ポリイミド

2.透明性の分子設計と制御
 2.1 光の透過性(光の3要素(反射、吸収、散乱))
 2.2 光散乱損失と光吸収損失
 2.3 ヘイズ値(くもり値:Haze)
 2.4 透明樹脂の分子設計と向上方法
  (1)樹脂の透明性改良方法
  (2)高透明化
  (3)複合材料の透明性
  (4)ポリイミドの着色機構と透明化

3.耐熱性の分子設計と制御
 3.1 耐熱性とは?
 3.2 耐熱樹脂の分子設計と向上方法 
 3.3 高耐熱透明樹脂
  (1)高耐熱透明マレイミド系ポリマー
  (2)アクリル樹脂の高耐熱化(アダマンチル化、フルオレン系アクリレート)
 3.4透明ポリイミド
  (1)ポリイミドの着色機構
  (2)透明ポリイミドの分子設計(ポリイミドの透明化)
  (3)透明ポリイミドの合成法
  (4)代表的な透明ポリイミド
  (5)透明ポリイミドの開発状況

4.光学特性(屈折率、複屈折率)の分子設計と制御
 4.1 分子構造による屈折率の制御
  (1)屈折率と分子構造・環境因子
  (2)高屈折率化
  (3)トリアジン系多分岐ポリマー
  (4)屈折率の温度依存性
 4.2 分散特性(屈折率とアッベ数)の制御
 4.3 無機フィラー複合化による屈折率の制御
  (1)微粒子の種類と屈折率
  (2)複合材料の屈折率
 4.4 複屈折の制御-複屈折とは?
  (1)固有複屈折率と分子構造
  (2)複屈折率と分極率の関係
  (3)配向複屈折と応力複屈折
 4.5 成形加工(加工法・成形条件)の影響
 4.6 低複屈折率化(ゼロ複屈折)
  (1)ランダム共重合法
  (2)違法性低分子ドープ法
  (3)複屈折性結晶ドープ法

5.無機材料との複合化による透明樹脂の高機能化
 5.1 複合材料の合成法
  (1)層間挿入法(層剥離法)
  (2)ゾル-ゲル法
  (3)in situ重合法
  (4)コアシェル構造型ハイブリッド材料
 5.2 複合化の効果-無機材料との複合化でどんな効果が得られるか?
 5.3 複合材料の特性
  (1)透明性
  (2)熱特性
  (3)機械的特性
  (4)寸法安定性(熱膨張率)
  (5)表面硬度・耐摩耗性

6.ガラス代替樹脂・フィルムへの応用
 6.1 ガラス代替透明フィルムの開発状況
 6.2 ガラス代替透明樹脂・フィルムの用途
  (1)光学・ディスプレイ用途への応用
  (2)自動車用途への応用 – 自動車の軽量化

7.参考図書

質疑応答


【キーワード】

1.透明樹脂の分子設計
2.光学特性制御
3.複合(ハイブリッド)化技術
4.光学透明樹脂の高機能化


【講演者の最大のPRポイント】

演者は産(企業)と学(大学)で基礎的開発研究に従事し多くの企業との共同研究を行い、事業化実績も豊富である。本講演は、光学透明樹脂の基礎から応用までを理解するための実務に即した速成講座となっている。


【習得できる知識】

1.透明樹脂の概要と分子設計の考え方
2.光学特性の概要と制御法
3.透明性、耐熱性の分子設計と向上方法
4.高・低屈折率樹脂の分子設計と制御法
5.低複屈折化手法
6.無機材料との複合(ハイブリッド)化による高機能化方法
7.ガラス代替材料の開発現状

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
FAM テクノリサーチ   代表 博士(工学)  山田 保治 氏
経歴
1973.4 住友化学工業株式会社, 研究員
1982.7 新日鐵化学株式会社, 研究開発部 統括部長
2000.7 名古屋工業大学, 教授
2007.10 京都工芸繊維大学, 教授
2013.4 神奈川大学客員教授、岩手大学客員教授、中部TLO技術アドバイザー
2015年 高分子学会フェロー
2018年 FAM テクノリサーチ 代表