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2025/07/16(水) 10:30 ON AIR
2025年7月16日開催

高分子材料の工業化プロセス入門 ~重合プロセスの理解と工業化、スケールアップ技術、生産設備設計、製造コスト試算~

高分子工業材料関連分野の業務を新たに担当する方々を対象に高分子製品材料の研究から生産、重合反応の本質、効率的なプロセス設計、コスト試算の考え方など体系的にまとめた講座です。
質問OK 初~中級者向け 返金保証
45,100 (税込)
6時間0分 詳細へ
2025/07/15 17:00 まで
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視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/07/16 10:30 から 2025/07/16 16:30 まで

イベント概要

★2025年7月16日WEBでオンライン開講。元住友化学 今井昭夫氏による「高分子材料の工業化プロセス」について解説する講座

★研究から生産へ、重合反応の本質をつかみ、効率的なプロセス設計を実現への道筋を解説!

【おススメの関連セミナー】

効率的な高分子材料開発の方法論、スケールアップまで学びたい方は以下の講座をおススメしま

2025年6月25日開講予定「ポリマー製造技術入門講座」

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況(講師より)

★大手石油化学メーカーで研究所長など歴任した講師による実務経験(研究開発、事業開発、製造技術等)に基づき、高分子工業材料関連分野の業務を新たに担当する方々を対象に高分子製品材料の研究から生産、重合反応の本質、効率的なプロセス設計、コスト試算の考え方など体系的にまとめた講座です。


■注目ポイント

★基礎知識を話した後、高分子材料の材料開発研究とスケールアップ研究との違いに関する基礎的な考え方から、具体的な重合反応プロセスの設計のための実験計画の策定法、重点的に採取すべきエンジニアリング関係データの内容まで、実例を示しながら解説、更に工業化を想定した製品製造コスト試算の進め方まで解説いたします。

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 10:30-16:30

【講師】元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏

【講演主旨】

産業経済環境の変化により、材料メーカーには新規機能・高性能材料の開発・工業化が求められている。高分子・ポリマーの分野でも環境配慮型材料が求められており、開発が進められているが、開発材料・製品の工業化には、実験室で合成した高分子材料と同構造・同性能の製品を製造するための設備を設計し、操作するためのスケールアップ技術が必要である。国内で盛んに工業化設備の設計・建設が行われた1970年代~1980年代に活躍した技術者は、既に大半が退職されており、スケールアップ検討の経験者が、社内に殆ど残っていない企業も少なくない。本講では、材料開発研究とスケールアップ研究との違いに関する基礎的な考え方から、具体的な重合反応プロセスの設計のための実験計画の策定法、重点的に採取すべきエンジニアリング関係データの内容まで、実例を示しながら解説し、更に工業化を想定した製品製造コスト試算の進め方についても説明する。
【プログラム】

第1部 「重合反応の『相』と反応プロセス」

はじめに : 重合実験とプロセス開発

1.重合反応の『相』について
 1.1 重合反応の相による分類
 1.2 溶液重合反応の特徴と生産ポリマー事例 
 1.3 バルク重合反応の特徴と生産ポリマー事例 
 1-4 乳化重合反応の特徴と生産ポリマー事例 
 1-5 懸濁重合・スラリー重合の特徴と生産ポリマー事例
 1-6 気相重合の特徴と生産ポリマー事例 

2.重合反応プロセスの工学的性格
 2.1 溶液重合反応の工学的性格 
 2.2 バルク重合反応の工学的性格 
 2.3 乳化重合反応の工学的性格 
 2.4 懸濁重合・スラリー重合反応の工学的性格
 2.5 気相重合の工学的性格 

3.ポリマー製造プロセスの概要:
 3.1 製造プロセスフロー
 3.2 プロセス機器と単位操作

第2部「ポリマー重合・製造プロセスと化学工学」

4.重合反応槽の設計と操作
 4.1 重合反応機構と反応速度
 4.2 撹拌・混合
 4.3 除熱・伝熱
 4.4 操作の安定化と持続

5.プロセス各部の設計と操作
 5.1 溶媒の回収・精製
 5.2 モノマーの精製
 5.3 ポリマー回収
 5.4 脱モノマーと脱触媒
 5.5 ポリマー乾燥・造粒・分級
 5.6 排水・廃ガス処理

6.プロセスの安定・定常操作
 6.1 プロセス各部の状態把握
 6.2 製品の分析・品質管理

第3部 「研究実験から生産設備へのスケールとコスト試算」

7.スケールアップの考え方

8.プロセス流体の基礎物性
 8.1  原料系の物性定数
   分子量、密度、比熱、沸点・凝固点、蒸発潜熱、温度-蒸気圧曲線、
   混合時の溶解性、共沸有無、モノマー重合反応熱、・・・・
 8.2 重合体の物性定数
 8.3 重合反応系の物性定数
   密度(比重)、比熱、粘度等の温度依存性の調査・実測、推算・・・・
  
9.化学工学実験
 9.1 各スケールのプロセス条件の特性
 9.2 ラボ(実験室)レベル/ビーカースケールでの検討
 9.3 ベンチスケールでの検討 
 9.4 パイロットスケールでの検討
 9.5 スケール別 検討実験の実例
  
10.生産設備設計のための調査と投資採算性
 10.1 関連法規・規制
 10.2 製品需要家の製品要求性能と許容振れ幅
 10.3 スケールアップ検討と開発テーマ評価:
    製造コスト試算と投資採算性判断
[質疑応答]

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
元住友化学  株式会社AndTech 技術顧問  今井 昭夫 氏
経歴
1973 年 住友化学工業(株) (現 住友化学㈱ )入社
  新規合成ゴム材料(省燃費タイヤ用S-SBRのポリマー構造設計、製造プラント設計)の開発、 オレフィン重合触媒(チ―グラーナッタ触媒、メタロセン触媒)の開発、ポリマーアロイ(TPO,TPV,エンプラアロイ)の開発に従事、研究グループマネージャーを経て、事業部長、研究所長を歴任
2006 年 12 月 住友化学㈱ 理事・石油化学品研究所長に就任
2011 年 3月 同社 退職
2011 年 6月 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 就任
2011 年 4 月~ 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 兼 新製品開発グループ統括役員
として 機能性樹脂・ゴム 新製品開発を指導。
2014 年6月 日本エイアンドエル㈱社長 退任、同社顧問に就く。
この間、 2011 年 公益社団法人 高分子学会 フェローに就任
2015 年より 日本エイアンドエル退職後、コンサルタント業を開始。
また、公的機関からの要請で、下記を 継続中。
2008 年~ 北海道大学大学院 工学研究院 非常勤講師
2011 年~ 一般社団法人日本ゴム協会 関西支部、 関西ゴム技術研修所 講師
2016 年 (株)AndTech 顧問に就任。国内外の企業、研究機関において、技術指導
事業開発コンサルティング、講演会講師、化学経済誌に著述活動など行う
現在に至る
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