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2025/06/12(木) 10:30 ON AIR
2025年6月12日開催

ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術 ―各種原料の反応と特性および新技術を知り、貴社の課題解決へ―

ポリウレタンの基本から最新応用までを体系的に解説! 構造や特性・環境対応について解説し、材料設計の指針を示します。 VOC低減やFCV用途などの最新技術動向も取り上げ、実務に直結する知見を得られる講座です
質問OK 初~中級者向け 返金保証
49,500 (税込)
6時間0分 詳細へ
2025/06/11 17:00 まで
ivD1HPGb

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/06/12 10:30 から 2025/06/12 16:30 まで

イベント概要

2025年6月12日開講。横山技術事務所・代表 (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所) 横山先生によるご講演。ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術について解説いたします。

■本講座の注目ポイント

 ポリウレタンの基本から最新応用までを体系的に解説!
 構造や特性・環境対応について解説し、材料設計の指針を示します。
 VOC低減やFCV用途などの最新技術動向も取り上げ、実務に直結する知見を得られる講座です。

カリキュラム/プログラム

【【本セミナーの主題および状況  本講座の注目ポイント】】

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

◆習得できる知識

(1) ポリウレタンの全体観

 ポリウレタンの用途と機能、製造法、各種ポリウレタンの合成反応と構造、イソシアネートと各種活性水素化合物との反応に関する知識を習得できる。

(2) 原料の種類と特徴

 イソシアネートについては、TDI、MDIなどの汎用イソシアネート、NDI、HDI、XDI、IPDI、水添XDI、水添MDI などの特殊イソシアネート、バイオマス由来イソシアネートの各特性、ポリオールについては、PPG、PEP、PCD、PCL、PTMGなどの主要ポリオールとバイオマス由来ポリールの各特性、触媒については、三級アミン、金属(鉛、スズ、ビスマス系)の特性、加水分解抑制剤については、カルボジイミドの加水分解抑制機構、発泡剤については、環境対応各種フロンの特性と開発変遷についての各知識を習得できる。

(3) 分析・特性評価法

 イソシアネート濃度、水酸基当量などの原料分析方法、IR、熱分解ガスクロなどポリウレタン製品の分析方法、動的粘弾性、力学特性(引張り試験)などのポリウレタン特性評価方法についての各知識を習得できる。

(4) 有害性

 原料イソシアネートおよびポリオールの有害性(急性毒性など) についての知識を習得できる。

(5) セグメント構造と特性

 ポリウレタン中のハードセグメントによる凝集構造が架橋密度、弾性率、引張り強度などの特性に及ぼす影響についての知識を習得できる。また、イソシアネートとポリオールの反応における湿度(水分)の影響および得られたポリウレタンの構造と特性への影響についての知識を習得できる。

(6) 環境中の水分が反応と構造・特性に及ぼす影響

 環境中の水分とイソシアネートが反応して最終的に生成するウレアが、ポリウレタンの構造と特性に及ぼす影響についての知識を習得できる。

(7) フォーム用途の新技術

 自動車用PUフォームの臭気原因VOCの分析および低減技術についての知識を習得できる。

(8) 塗料用途の新技術

 インデン付加フェノールを変性剤に用いることで対鋼板接着性を向上させた重防食塗料用変性ポリウレタンに関する知識を得ることができる。

(9) 複合材料用途の新技術

 エポキシn=1体末端付加セグメント(n1S)、ハードセグメント(HS)、ソフトセグメント(SS)の各割合を制御することで、高破壊靭性、高破断強度、高破断ひずみ、高Tgを達成した燃料電池自動車(FCV)用CFRP製水素タンク向けポリウレタン変性エポキシ樹脂に関する知識を得ることができる。

担当:青木良憲



【時間】 10:30-16:30

【講師】横山技術事務所 代表  (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所)  工学博士  横山 直樹 氏

【講演主旨】

ポリウレタンおよび原料メーカーの事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、製造部門、技術サービス部門の技術者・研究者を対象に、原料の種類と特徴、分析・特性評価法、有害性、セグメント構造と特性を詳しく解説させていただきます。

【プログラム】

1. ポリウレタン(PU)の概要
 1-1. PUの用途・製法・市場
 1-2. PUの合成反応と構造

2. 原料の種類と特徴
 2-1. イソシアネート
   TDI、MDI、NDI、HDI、XDI、IPDI、水添XDI、水添MDI、バイオマス由来イソシアネート
 2-2. ポリオール
   PPG、PEP、PCD、PCL、PTMG、バイオマス由来ポリール
 2-3. 触媒
   3級アミン、金属(鉛、スズ、ビスマス系)
 2-4. 加水分解抑制剤
   カルボジイミド
 2-5. 発泡剤
   環境対応フロンの変遷

3. 分析・特性評価
 3-1. 原料イソシアネートの分析
   イソシアネート濃度
 3-2. 原料ポリオールの分析
   水酸基当量
 3-3. ポリウレタンの分析
   FT-IR、熱分解GC
 3-4. ポリウレタンの特性評価
   動的粘弾性(DMA)、引張試験、原子間力顕微鏡(AFM)観察

4. 危険性・有害性
 物理的危険性、急性・慢性毒性

5.セグメント構造と特性
 ハードセグメントの凝集構造がポリウレタンの架橋密度と力学特性に及ぼす影響

6. 環境中の水分が反応と構造・特性へ及ぼす影響
 生成するウレアが、ポリウレタンの構造と特性に及ぼす影響

7. フォーム用途の新技術
 臭気原因VOCの分析および低減技術

8. 塗料用途の新技術
 対鋼板接着性を向上させた重防食塗料用変性ポリウレタン

9.複合材料用途の新技術
 燃料電池自動車(FCV)用CFRP製水素タンク向けポリウレタン変性エポキシ樹脂

10. まとめ

【質疑応答】

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
横山技術事務所  代表  (元・新日鉄住金化学(株) 総合研究所)  工学博士   横山 直樹 氏
経歴
<学歴>
■1981.3. 東北大学 工学部 応用化学科 卒業
■2007.3. 工学博士 岐阜大学大学院 工学研究科 物質工学専攻

<職歴>
■1981.4~2018.3. 新日鉄住金化学㈱(現 日鉄ケミカル&マテリアル㈱)勤務、主に総合研究所に所属、塗料・粘着剤用樹脂(インデン系オリゴマー)、液晶ディスプレイ用材料(カラーフィルター用レジストインキ)、電子材料用エポキシ樹脂(半導体封止材用、プリント基板用)、複合材料用エポキシ樹脂(CFRP製水素タンク用)等の研究開発に従事
■2018.4.~2023.1. 日塗化学㈱と環境品質保証部長を嘱託契約
■2014.11.~現在 横山技術事務所を経営;技術コンサルティング・セミナー(材料化学、化学工学、環境・エネルギー、品質管理)、コーチング、太陽光発電事業、不動産賃貸事業
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