★2024年11月14日WEBオンライン開講。 豊橋技術科学大学 教授 松田氏が液相法による硫化物系固体電解質の作製と全固体リチウム電池用シリコン負極複合体への応用について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★JST-ALCA-SPRINGやNEDO-SOLiD-EVなどのプロジェクトを遂行し、硫化物系全固体リチウムイオン二次電池の開発で顕著な業績をあげている豊橋技術科学大学・電気・電子情報工学系教授 松田厚範氏が、液相から硫化物系固体電解質ナノ粒子を合成する液相加振(LS)法、硫黄過剰添加溶液法(ES-S)法および水溶液系イオン交換(I/E)法と得られた電解質を用いた全固体電池の特性および、硫化物系固体電解質と次世代大容量負極活物質であるシリコンを複合化する手法として核成長(SEED)法を紹介。さらにシリコン負極活物質の電子顕微鏡観察、オージェ分光法や軟X線発光分光法を用いた化学状態分析についても報告。最後に全固体LIBの研究開発動向を概観し、まとめます。