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2025/07/29(火) 10:30 ON AIR
2025年7月29日開催

レオロジー中級講座 ~高分子材料の本質的理解に役立つ動的線形粘弾性の仕組み・理論を伝授~

高機能・高性能な高分子材料の設計開発に役立つ動的線形粘弾性の測定原理について基礎的事項から説明!
質問OK 初~中級者向け 返金保証
49,500 (税込)
6時間0分 詳細へ
2025/07/28 17:00 まで
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視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/07/29 10:30 から 2025/07/29 16:30 まで

イベント概要

※開催予定日に変更点がございます。

★2025年7月29日WEBでオンライン開講。ソフトマターデザインラボ合同会社 佐々木氏(元東亞合成株式会社)が、レオロジー中級講座~高分子材料の本質的理解に役立つ動的線形粘弾性の仕組み・理論を伝授~について解説する講座です。

■注目ポイント

★高機能・高性能な高分子材料の設計開発に役立つ動的線形粘弾性の測定原理について基礎的事項から説明!

■関連講座のご案内

本講座と関連した初級講座の開催を2025年5月30日(金)に予定しております。参照ページは下記タイトルをクリック。

【レオロジー入門講座~材料設計のポイントを掴むためのレオロジー入門~】

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況(講師より)

★我々の身の回りの材料の大半は流れるという性質を持っています。当然、それぞれの材料ごとに流れ易さは異なりますが、非常に長い時間をかければ岩や大地も流れていきます。その流れるものを測る学問がレオロジーです。

★高機能・高性能な高分子材料の開発において、高分子材料の特性を評価することが必須です。高分子材料の硬軟や耐久性のような力学的な特性の評価には、レオロジー測定が有効であることが知られています。

■注目ポイント

★開発の場で多用されている動的線形粘弾性の原理をイメージしやすい図やアニメを用いて解説!

★「時間温度換算則」や「WLF理論」の現象を直感的に理解ができるよう説明!

★高分子材料の粘弾性挙動について解説して実際の材料を扱う際のポイントや解析手法について説明!

講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 10:30-16:30

【講師】ソフトマターデザインラボ合同会社 代表社員(元東亞合成株式会社 名古屋クリエイシオR&Dセンター) 佐々木 裕 氏

【講演主旨】

 高機能・高性能な高分子材料の開発において、高分子材料の特性を評価することが必須です。高分子材料の硬軟や耐久性のような力学的な特性の評価には、レオロジー測定が有効であることが知られています。
 本講座では、開発の場で多用されているのだけれどいまいち理屈が理解できていない動的線形粘弾性にフォーカスして、その測定原理について基礎的事項から説明を行います。理屈の成り立ちを理解してレオロジーや粘弾性測定についてのイメージを掴めば、実際の測定や解析に活かすことができるようになります。



【プログラム】

1.はじめに
 i.自己紹介
 ii.本講座の進め方

2.知ってるつもりのレオロジーって?
 i.レオロジーとは?
 ii.固体と液体のモデル
 iii.物質のミクロなイメージ

3.線形粘弾性理論とは?
 i.線形応答とは
 ii.マクスウェルモデルによる応力緩和の理解
 iii.少しだけ実事象に近づけると

4.線形動的粘弾性について
 i.動的な刺激への応答
 ii.粘弾性体の動的な応答
 iii.粘弾性スペクトルについて

5.無定形高分子の粘弾性
 i.高分子とは?
 ii.高分子の振る舞いの温度依存性
 iii.高分子の緩和について

6.時間温度換算則とWLF理論
 i.時間換算則について
 ii.WLF理論の意味と使い方
 iii.シフトファクターの取り扱い

7.動的粘弾性測定のコツと開発への活かし方
 i.線形性の担保と開発での意味
 ii.温度分散と周波数分散の使いこなし
 iii.緩和現象を直感的に理解する。

8.まとめ

【質疑応答】

【キーワード】
レオロジー、線形粘弾性、動的粘弾性、緩和とは、時間温度換算則、WLF理論、高分子、材料開発、測定

【講演のポイント】
 このセミナーでは、まずレオロジーという学問を簡単に紹介したのちに粘弾性測定の重要性を示して、その基礎となる線形粘弾性理論について説明します。また、開発の場で多用されている動的線形粘弾性の原理をイメージしやすい図やアニメを用いた理解を目指します。さらに、なんとなく言葉だけは知っている「時間温度換算則」や「WLF理論」についてもその現象を直感的に理解ができるように説明を行います。最後に、これまでの知見を踏まえて、高分子材料の粘弾性挙動について解説し、実際の材料を扱う際のポイントや解析手法について説明します。

【習得できる知識】

このセミナーでは、高分子材料の研究開発に役立つ以下に列記したような知識を、その仕組みから理解して使いこなせるようになることを目指します。

・レオロジーの考え方を活かすということは?
・線形粘弾性理論とは?
・緩和現象とは流れることでエネルギーを消費
・動的な粘弾性の測り方の仕組みについて
・動的粘弾性においてなぜ虚数が出てくるの?
・時間温度換算則って何?
・WLF理論を使いこなそう
・無定形高分子の力学特性と粘弾性の関係について

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
ソフトマターデザインラボ合同会社  代表社員(元東亞合成株式会社 名古屋クリエイシオR&Dセンター)  佐々木 裕 氏
経歴
(2024年4月~現在)ソフトマターデザインラボ合同会社の代表社員として、ソフトマター材料に関する各種相談に対応。
(2013年9月~2024年3月)新規材料開発へのシーズおよびニーズの探索に従事。
(2009年4月~2013年8月)基盤技術研究所(所員:約40 名)において、所長として「分析、観察、物性評価、探索研究等の基盤的研究全般」に関わるマネージメントに従事
(2005年4月~2009年3月)分析研究所(2008 年に基盤技術研究所に改組) において、物性評価技術に関するマネージメントに従事
(2003年4月~2005年3月)社内プロジェクト「ホログラムメモリー関連技術」に参画し、光硬化材料のメモリー材料への応用研究に従事
(1993年4月~2003年3月)社内プロジェクト「オキセタン実用化プロジェクト」に参画し、オキセタン樹脂の実用化に向けた研究開発に従事
(1991年12月~1993年3月)米国レンセラー大学に留学(クリベロ教授)し、オキセタン材料に関する合成技術研究および硬化特性等の評価に従事
(1987年12月~1991年12月)ラジカル重合型紫外線硬化型材料の応用技術として、「シャドウマスクマスキング材の開発」に従事
(1986年4月~1991年12月)ラジカル重合型紫外線硬化型材料に関する各種研究開発業務に従事
(1986年4月)入社 研究所配属
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