■広報実務マスター「ひとり広報<広報展開法>」とは?
近年、「ひとり広報」という言葉が使われ、雑誌の特集やイベントテーマで取り上げられることが多々、あります。これは一人で広報業務に奮闘している企業が多いことを表しています。ひとり広報を展開し成功しているといえる企業はごく一部であり、成果に悩んでいる人が多いということでもあります。
その理由は、通常の広報業務はチーム(部署)で5つの工程を分担して行われますが、ひとり広報の場合は全てを一人でこなさなければならないという点にあります。
一般的な広報業務では、①コンテンツやネタの企画担当、②リリースの執筆担当、③メディア訪問や開拓の担当、④全体の進行を管理するマネジメント担当、⑤決定と予算の管理を行うマネジメント担当の5つのパートに業務が分かれています。通常は5人程度のチームでこれらの業務を担当しますが、ひとり広報はこれら全てを一人でこなさなければなりません。そのため、業務の質と量ともにハードな課題となります。
社内に知見のある関係者がいないため、打開策を見いだせずに悩んでいる方々が多くいます。他社の成功事例からヒントを見つけようと思っても、一人で集める広報の情報は限られており、また成功している企業の数も少ないため、参考になる事例を見つけることが難しい状況です。情報を集めたとしても、有効なアプローチを見い出せるとは限りません。
「ひとり広報」には、通常のチーム制で行われる広報活動とは異なるアプローチが必要です。講師の井上岳久氏はカレーミュージアムの再生において、「ひとり広報」として挑戦しました。厳しい環境下での孤軍奮闘し、強みであるバイタリティと向学心を活かし一人で広報活動を極め、結果としてテーマパークの中で第一位(坪単価)と評される成果を達成しました。
この経験を基に、20年以上のキャリアで200人以上の「ひとり広報」の成功事例の共通点を体系化してメソッド化したものが本講座です。
また、本講座はオンライン講座のため、広報やマーケティングの現場で活躍する、なかなか時間が取れないビジネスパーソンでも多忙な業務の合間にどこにいても受講でき短時間で効率的にノウハウを習得できます。広報部はもちろん、マーケティング部、経営企画や広告関連部署の方でも、「ひとり広報」をマスターしたいというビジネスパーソンにも短時間で無理なく習得できます。
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<講座の具体的内容>
1、 ひとり広報で成功するメソッド
➤ひとり広報で成功するメソッドは、次のとおりです。
●広報の基本業務と職務分析を確認する
●ひとり広報を展開する上での前提条件を整理する
●ひとり広報の方向性として3つの基本パターンを検討する
●それぞれのパターンで自社の取るべき施策を検証する
●ひとり広報として成功した事例を学び、自社で応用できるヒントを探る
●ひとり広報の注意事項を理解し、すぐに実行できる体制をつくる
2、 ひとり広報で基本となる職務分析
➤ひとり広報で成功するためには、広報の基本業務と職務分析を理解することが重要です。
広報の基本業務は、プレスリリースの作成・配信、メディアとのリレーション構築、イベントの開催、ソーシャルメディアの運用など多岐にわたる工程です。職務分析とは、広報担当者が行うべき業務を細分化し、それぞれの業務に必要なスキルや経験を明らかにすることです。
3、 ひとり広報を展開する上での前提条件
➤ひとり広報を展開する上での前提条件としては、次のようなものが挙げられます。
・広報担当者のスキルや経験
・会社の経営戦略と広報方針
・会社の事業内容やターゲット
4、ひとり広報の方向性
➤ひとり広報の方向性として、次の3つの基本パターンがあります。
Ⅰ完全ひとり広報型
Ⅱハイクオリティ(スキルアップ)型
Ⅲコーディネート型(※コーディネート型とは、広報業務を一部社内に委託する方法です。)
それぞれのパターンで自社の取るべき施策を検証し、最適な方法を選択する必要があります。
4、 ひとり広報の成功事例
➤そして、ひとり広報として成功した事例を学ぶことで、自社で応用できるヒントを探ることができます。
ひとり広報として成功した事例には、次のようなものがあります。
・企画重視で強力なメディアとのリレーションを展開し成功して事例
・クラウドファンディングなどイベントを主力に展開した事例
・社内の広報協力支援体制を構築し展開した事例
など、一般には公開していない貴重なマル秘の事例を約10社、紹介しております。
5、 ひとり広報の注意事項
➤ひとり広報の注意事項を理解し、実行することが重要です。
ひとり広報の注意事項としては、次のようなものが挙げられます。
・トラブルなどへの体制を整える
・社内コミュニケーションには十分に気を付ける
・モチベーションを保ち続ける
6、 まとめ
ひとり広報で成功するためには、これらの点を踏まえ実行することが重要です。
本講座は、ひとり広報の基本的な展開手法と、その方法を具体的な展開方法をわかりやすく、すぐに実践できるようにした講座となります。
<対象>実務で広報を「一人」で担当している第一線の広報パーソン
ひとり広報で成果を挙げたいと熱望する広報担当者、マーケティング担当者
一人で広報活動を任されたベンチャー企業及び中小企業の担当者
「ひとり」広報で成果が出ずに悩んでいる広報パーソン
≪講師について≫
講師は、広報業界でナンバーワンと呼び声高いマーケティングPRプランナーであり、ひとり広報でも多数の実績を有する広報コンサルタントの井上岳久氏(井上戦略PRコンサルティング事務所代表)を招聘し担当いただいております。井上氏は企業研修や公開講座で年間100以上を担当し著書は20冊を超える売れっ子で、説明がわかりやすいと高評価の人気講師でもあります。
<講座内容に関して>
広報の基本業務とその職務分析を確認し、ひとりで広報業務を遂行する上での前提条件を整理します。さらに、ひとり広報の方向性について3つの基本パターンを紹介し、それぞれのパターンにおける自社の施策を検証していきます。成功したひとり広報の事例に学びながら、自社に応用できるヒントを見つけ出します。最後に、ひとり広報における注意事項を説明し、すぐに実行できるようにします。
ひとり広報で成功するためのメソッドを詳しく丁寧に解説していきますので、確実にひとり広報のノウハウを習得できます。
明日から、一人であっても成果を上げることができるようにします。
<講座の目的>
1、ひとり広報の展開方法の基本を知る。
2、一人だけの過酷な環境でも正しい戦略を展開することで成果を上げる。
3、ひとり広報でも成果を上げている人を事例として学ぶことでヒントを得る。
<カリュキュラム>
第1部:ひとり広報/広報の基本業務と広報担当者の職務分析
第2部:ひとり広報/展開方法1「前提条件の整理」
第3部:ひとり広報/展開方法2「方向性の選択」
第4部:ひとり広報/事例研究「成功事例」
第5部:まとめ