『士業のためのセルフブランディング』などの著作を持つ特定社会保険労務士・働き方ブランドコンサルタントの米澤裕美氏による「働き方ブランディングから始める人的資本経営」のwebセミナーとなります!
米澤先生は、ブランド・マネジャーやブランド概論について複数の場で学び、その知識やスキルなどを生かし、現在は、企業の社内外ブランディング支援もしているブランディングのスペシャリストでもあります。
「優秀な人材を確保・定着させたい」「ブレのない一貫性をもった企業ブランドを作っていきたい」企業様必見! 特に中小企業を顧問先に持つ先生方に、これからの人材獲得競争に打ち勝つための戦略として、ぜひ知っていただきたい内容です。
◆企業におけるブランディングはなぜ重要か?
継続的にユーザーにサービスを利用してもらったり、商品を選び続けてもらったりするために重要となるのが「ブランディング」です。
「今は“経験経済”といって、『商品に新しい機能が備わっている』『低価格だ』といった理由だけでは購入の決め手にはならず、『この商品でどういう経験が得られるか』を想像できることが選ばれるポイントになっています。ブランドは目に見えない大きな力です」と米澤先生。
また、求職者が企業を選ぶ際にも、“給与”や“休み”などの条件面だけではなく、エンゲージメントや自己成長、社会貢献などが企業を選ぶ選択肢にあがっているとのことです。
「これらを理解した上で、企業はブランディングをしていく必要があります」と米澤先生はおっしゃっています。
◆企業のブランディングをしていくのは誰?
その答えは、「従業員」です。従業員が企業にとって最も重要な価値観や企業としてのミッション(=企業理念)をしっかり理解していないと、企業理念に沿ってない言動をしてしまうことに。それにより企業のブランドコンセプトにブレが生じます。
重要となるのは、従業員に企業理念などを浸透させる「インナーブランディング」です。
対になる言葉として「アウターブランディング」がありますが、企業や商品イメージの広告宣伝・広報活動で対外的に広めていく活動を意味しています。
インナーブランディングとアウターブランディングは連動しており、一貫性を持たせることが大切なポイントです。
◆従業員の働き方にフォーカスした「働き方ブランディング」とは?
実は今、この企業ブランディングにおいて、新たに重要視されている要素があります。それが「その企業らしい働き方」。
現在、様々な価値観に基づいた働き方が求められており、求人の場面でも、多くの求職者が「(この企業に入ると)自分はどんな働き方ができるか?」という点に注目するようになっています。「その企業らしい働き方」は、採用力、競争力のカギといっても過言ではありません。
そこで米澤先生が提案しているのが「働き方ブランディング」。
「働き方ブランディング」とは、企業が従業員の働き方にフォーカスし、働き方に関する価値やメッセージを明確にして、インナーブランディングとアウターブランディングの両面からオープンに発信していくというもの。人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出し、企業価値向上につなげていくという「人的資本経営」の手法そのものともいえます。
企業のブランド力向上を意識し、企業の魅力を高めていくことは、人的資本力を高め、長期的な企業成長を築いていくことにつながります。
人材獲得競争に打ち勝つための戦略として、人的資本経営実践のヒントに!
企業の経営者、管理部門、人事部門担当者様、これらの方々を支援されている社労士の先生方にぜひご受講いただきたいセミナーです。