富山市の下水道事業は昭和25年から着手しており、約70年が経過している。施設の新規整備は概成に向かっているものの、一方で人口減少下における施設の老朽化対策や近年頻発する自然災害に加え、脱炭素など下水道の付加価値の創出への期待値の高まりに対応していかなければならない。その様な中で将来を見据え、持続的な下水道事業を維持、発展させていく上での本市のDXやGXに向けた取り組みを詳説する。