サステナビリティ規制として、デューデリジェンス規制と並んで、苦情処理メカニズムを企業に義務付ける規制が、EU指令をはじめとする各国法制で次々に導入されています。この流れは、グローバルに事業を展開する日本企業にとって、直接適用される場合だけでなく、取引先やサプライチェーンを通じた間接的な影響を受ける場合にも、対応が喫緊の課題となっています。
本セミナーでは、「ビジネスと人権」のテーマを中心に長年サステナビリティ規制の実務対応を支援してきた吉田武史弁護士を講師に迎え、以下の内容を詳しく解説します。
まず、サステナビリティ・苦情処理メカニズムに関わる国際規範の最新動向(国連指導原則、OECDガイダンスなど)と各国の主要法制度(EU指令、フランス注意義務法、ドイツコーポレート・サプライチェーンDD法など)を解説し、全体像を明確にします。さらに、それらの規制に対応するための具体的な実務対応のポイントを、豊富な具体例とともに学びます。
本セミナーは、法務・コンプライアンス部門、CSR・サステナビリティ部門、サプライチェーン管理の責任者の方々にとって、即実践可能な知識とノウハウを得る絶好の機会です。変化する規制環境に適応し、グローバル競争力を高めるために必要なスキルを習得しましょう。