顧客、利害関係者(規制当局・株主・最終消費者 等)からは、皆様の会社が提供している製品やサービスの品質と共に、CSR調達に代表されるサプライチェーン管理の一環として、環境法規制の順守確実化に対する関心がかつてないほどに高まっております。一方で、企業様からは、環境マネジメントシステム等の活用により、本来順守状況が管理されているはずであるにも関わらず、その確実性について若干の不確定要素を抱いておられるケースが少なからず存在し、組織のリスクへと繋がっているるようです。
これは、特に複数事業所を管理する過程の中で、管理部門側では適用される各種法規制を特定し、対応を促進しているものの、製造現場や設備保守側との法規制解釈の齟齬により、本来存在しないはずの設備や活動、副産物による法令不順守発生の可能性をはらんでいるからではないかと存じます。
本コースでは、ISO14001主任審査員として多数の企業様で、該当する環境法規制の運用状況を審査、及び法規制を特定し、順守のための考え方を解説する研修をご提供してきた講師が、最新の環境法規制を論理的かつ系統立ててご案内します。環境法規制の順守状況について社内で対応をしている、又は自社の委託先様に訪問で調査をなさっている方に最適のコースです。
本コースでは、最新の環境基本法から生物多様性基本法までの36の法令を、分野別に17のチャプターに集約(例:浄化槽法・下水道法・土壌汚染対策法で1チャプターを構成)して解説。体系的な学習と理解を得ることができます。