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2024/05/15(水) 13:00 ON AIR

ねじ・ボルトの締結技術の基礎とトラブル対策 ~ねじの機械的性質・適正締付け・ゆるみ・疲労破損等の防止~

「ねじ」の専門家が基礎から応用までを解説します!
質問OK 初~中級者向け [N]
45,100 (税込)
4時間0分 詳細へ
2024/05/14 17:00 まで
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イベント概要

★2024年5月15日WEBオンライン開講。【講師:蒼テクノロジー・代表/東京都立大学・システムデザイン学部・客員研究員】 建設機械・産業車両メーカーで構造物の強度評価を担当し、現在も大学で研究を続けている「ねじ」の専門家が基礎から応用までを解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

 ★ねじ技術の起源から、設計技術の基礎について解説します!

 ★ねじの強度評価、疲労寿命推定法、ゆるみ寿命推定法について解説します!

カリキュラム/プログラム

■本セミナーの主題および状況
ねじ・ボルトは自動車、鉄道車両・設備機器、電気機器、一般機械、航空機、プラント、インフラ構造物など、多くの製品で重要な役割を果たしている 。ねじは紀元前6〜4世紀には既に揚水技術や生活の小道具に使用され、 原理への学問的な追究が始まっていた。しかし、このような長い歴史を持つ「ねじ」は機械要素であるにも関わらず、締付け不足、ゆるみ、強度不足などねじトラブルに起因した重大事故が後を絶たない。
 ・なぜ、たった1本のねじの破損、ゆるみ事故は重大事故を引き起こすのか?
 ・なぜ、ねじは高い締付力が必要なのか?
 ・ねじの破損寿命・ゆるみ寿命はどのように予測するのか?
本講義では、上記のような疑問・課題の解決に向けた「ねじ締結の基礎技術」を解説するとともに、実務で即活用できる強度評価技術(疲労寿命推定法)、ゆるみ寿命推定法などについて解説します。

■本講座の注目ポイント
 ①ねじ締結技術(トルク法、回転角法、トルク勾配法、張力法締付け)
 ②ねじのゆるみおよび疲労破損などの防止技術
 ③ねじ締結体設計の留意事項
 ④ねじに関する実験技術、実験方法

(企画担当:川本)


【時間】 13:00-17:00
【講師】蒼テクノロジー 代表/東京都立大学・システムデザイン学部・客員研究員 晴山 蒼一 氏

【講演主旨】
ねじの技術の基礎と課題について

【プログラム】
1.ねじユーザから見たねじ技術の基礎と課題
 1-1 ねじ技術の起源と変遷
 1-2 ねじのトラブル・事故、ねじの不具合現象
 1-3 ねじ技術の課題

2.ねじの規格
 2-1 ねじ規格の生い立ち
 2-2 基本規格・関連規格

3.ねじ部品の種類と使い方
 3-1 ねじ部品の種類
 3-2 ねじの製造(転造と熱処理)
 3-3 機械的性質(降伏点、伸び等)、材料・材質、熱処理
 3-4 表面処理、メッキ、遅れ破壊(脆性破壊)

4.ねじのせん断破損、静的強度
 4-1 静的強度(引張強度、延性破壊など)
 4-2 ねじ山のせん断破壊と限界かみあい長さ

5.ねじに加わる外力と内力の関係、内力係数、ねじに加わる負荷の解析法
 5-1 ねじ締結体の加わる外力とボルトに発生する内力の関係
 5-2 内力係数(内外力比)
 5-3 負荷の測定法・解析法

6.疲労破損とその防止法
 6-1 ねじの疲労強度の概要
 6-2 疲労寿命推定法(疲労限度設計、有限寿命設計)

7. ねじの締付けの基本技術
 7-1 ねじの力学(トルク法の原理)
 7-2 締付け管理の方法
 7-3 トルク法および締付けトルク基準の作成法
 7-4 締付け用具
 7-5 付け試験

8. 塑性域締付けによる締結信頼性向上
 8-1 塑性域締結法の安全性・信頼性と優位性
 8-2 回転角法
 8-3 トルク勾配法

9.ねじのゆるみとゆるみ防止法
 9-1 ゆるみのメカニズムとゆるみ防止の考え方
 9-2 ゆるみ止め部品の種類
 9-3 ゆるみ試験とゆるみ止め部品の評価
 9-4 ゆるみ寿命推定法および残存軸力推定法

10.ねじ締結体設計と設計時の留意事項
 10-1 基本的な考え方
 10-2 設計事例

【質疑応答】

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2024/05/15 13:00 から 2024/05/15 17:00 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
蒼テクノロジー  代表/東京都立大学・システムデザイン学部・客員研究員  晴山 蒼一 氏
経歴
1969年3月 東京都立大学工学部機械工学科卒業
1969年4月 東洋運搬機株式会社(TCMを経て 現:三菱ロジスネクスト)入社
1969年5月 同上 技術研究所第2研究室
      ・構造物の強度評価システムの技術開発
      ・ねじの適正締め付けとゆるみ及び強度評価に関する技術開発
1989年1月 同上 技術研究所第1研究室室長
      ・コンテナヤード管理システムの開発
1995年9月 同上 港湾CHS事業部 副事業部長
2000年2月 TCM IT推進部部長
2001年1月 同上 開発部理事
2004年4月 同上 特機事業部第3営業部部長
2006年4月 同上 技術開発センター長
2008年4月 同上 技師長
2010年4月 日立建機株式会社技術開発センタ テクニカルアドバイザ-
2012年4月 首都大学東京 客員教授、個人事業:蒼テクノロジー設立
2017年4月 同上 客員研究員・非常勤講師(材料力学、機械工学先端講義)
2020年4月 大学名が東京都立大学に改名
現在に至る