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2024/07/24(水) 13:00 ON AIR

【3か月連続・オンライン学習講座】ポリマー合成とスケールアップ技術入門講座

研究部門の実験室で合成に成功しても、工場で実現できなければ企業の開発としては失敗である! 工業化にあたって知っておくべき製造技術の基本知識を経験豊かな講師が伝授!
質問OK 初~中級者向け [N]
55,000 (税込)
9時間0分 詳細へ
2024/07/23 17:00 まで
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イベント概要

★オンライン(WEB)を使った新感覚のWEB講座+通信教育サービス!毎月1回、全3回の講座コースでこの料金で受講可能です。

★研究部門の実験室で合成に成功しても、工場で実現できなければ企業の開発としては失敗である! 工業化にあたって知っておくべき製造技術の基本知識を経験豊かな講師が伝授!

 

★個別レッスンのようなマンツーマン感覚で講義を見て聴いて理解が深まる企業向けオンライン学習サービス!

★3か月にわたり毎月一回、講師から直接、会話(LIVE)で講義を学べます!

★各回ごとに指導の質問回答および総合質疑後、時間内であれば講師と受講者間での個別・自由議論も行えます!

カリキュラム/プログラム

【全体スケジュール】

【予定】
第1講 7月24日(水)  13:00~16:00
第2講 8月21日(水)  13:00~16:00
第3講 9月25日(水)  13:00~16:00

【時間】 13:00-16:00

【講師】元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏

【講演主旨】

【第1回】重合反応の『相』と反応プロセス
 高分子材料の開発においては、工業的に製造する際の製造技術・製法を想定しておくことが開発を成功に導くための重要な要件である。研究部門の実験室で合成出来ても、工場での製造に際して操作困難であったり、生産可能でも実験室では経験できない各種のトラブルが発生したりすることが、少なくはない。本講座では、工業化にともなうスケールアップの段階で生じやすいトラブルについて、実例や対応策を含めて解説する。第1講では、重合反応の『相』に着目して、研究部門の研究者に製造プロセスの初歩の知識を提供し、工業化のために初期の研究段階から想定しておくべき考え方について紹介する。

【第2回】ポリマー重合・製造プロセスの考え方
 第1講で解説した『相』に着目したポリマー合成・重合反応槽の設計上、考慮すべき主要な技術要素の考え方について基本知識や情報を提供し、ポリマー開発実験・検討の方向性についての指針を与える。

【第3回】研究実験から生産設備へのスケールアップ
 高分子材料の製造プロセス検討に必要な初歩知識を第1、2講で学んだ。第3講では、研究実験から生産設備へのスケールアップの基本的な考え方を紹介し、研究部門の技術者が工業化をイメージしつつ、基礎的な実験を実施できることを目的とする講義と質疑応答や演習を実施する。。





【プログラム】

【第1回】重合反応の『相』と反応プロセス
(日時:7月24日(水) 13:00-16:00 、学習時間:3時間)

1. 重合反応の『相』について
 1-1. 重合反応の相による分類
 1-2. 溶液重合反応の特徴と生産ポリマー事例、トラブル事例と事前対応策 
 1-3. バルク重合反応の特徴と生産ポリマー事例、トラブル事例と事前対応策 
 1-4. 乳化重合反応の特徴と生産ポリマー事例、、トラブル事例と事前対応策 
 1-5. 懸濁重合・スラリー重合の特徴と生産ポリマー事例、、トラブル事例と事前対応策 
 1-6. 気相重合の特徴と生産ポリマー事例、トラブル事例と事前対応策 
2. 重合反応プロセスの工学的性格
 2-1. 溶液重合反応の工学的性格 
 2-2. バルク重合反応の工学的性格 
 2-3. 乳化重合反応の工学的性格 
 2-4. 懸濁重合・スラリー重合反応の工学的性格
 2-5. 気相重合の工学的性格 
3. ポリマー製造プロセスの概要
 3-1. 製造プロセスフロー
 3-2. プロセス機器と単位操作
4. 演習
【演習回答・内容への質疑応答】

【第2回】ポリマー重合・製造プロセスの考え方
(日時:8月21日(水) 13:00-16:00、学習時間:3時間)

1. 重合反応槽の設計と操作
 1-1. 重合反応機構と反応速度
 1-2. 撹拌・混合
 1-3. 除熱・伝熱
 1-4. 操作の安定化と持続
2. プロセス各部の設計と操作
 2-1. 溶媒の回収・精製
 2-2. モノマーの精製
 2-3. ポリマー回収
 2-4. 脱モノマーと脱触媒
 2-5. ポリマー乾燥・造粒・分級
 2-6. 排水・廃ガス処理
3. プロセスの安定・定常操作
 3-1. プロセス各部の状態把握
 3-2. 製品の分析・品質管理
4. 演習
【演習回答・内容への質疑応答】
【第3回】研究実験から生産設備へのスケールアップ
(日時:9月25日(水) 13:00-16:00、学習時間:3時間)

1. プロセス流体の基礎物性
 1-1. 重合反応系の物性定数
    密度(比重)、比熱、粘度等の温度依存性の調査・実測、推算・・・・
 1-2. 原料系の物性定数
    分子量、密度、比熱、沸点・凝固点、蒸発潜熱、温度-蒸気圧曲線、混合時の溶解性、共沸有無
    モノマー重合反応熱、・・・・
2. 化学工学実験
 2-1. ラボ(実験室)レベル/ビーカースケールでの検討
 2-2. ベンチスケールでの検討 
 2-3. パイロットスケールでの検討
3. 生産設備設計のための調査
 3-1. 関連法規・規制
 3-2. 製品需要家の製品要求性能と許容振れ幅、研究段階での品質保証の考え方
 3-3. その他
4. 演習
【演習回答・内容への質疑応答】

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
ライブ配信1:2024/07/24 13:00 から 2024/07/24 16:00 まで
ライブ配信2:2024/08/21 13:00 から 2024/08/21 16:00 まで
ライブ配信3:2024/09/25 13:00 から 2024/09/25 16:00 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
元住友化学  株式会社AndTech 技術顧問  今井 昭夫 氏
経歴
1973 年 住友化学工業(株) (現 住友化学㈱ )入社
  新規合成ゴム材料(省燃費タイヤ用S-SBRのポリマー構造設計、製造プラント設計)の開発、 オレフィン重合触媒(チ―グラーナッタ触媒、メタロセン触媒)の開発、ポリマーアロイ(TPO,TPV,エンプラアロイ)の開発に従事、研究グループマネージャーを経て、事業部長、研究所長を歴任
2006 年 12 月 住友化学㈱ 理事・石油化学品研究所長に就任
2011 年 3月 同社 退職
2011 年 6月 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 就任
2011 年 4 月~ 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 兼 新製品開発グループ統括役員
として 機能性樹脂・ゴム 新製品開発を指導。
2014 年6月 日本エイアンドエル㈱社長 退任、同社顧問に就く。
この間、 2011 年 公益社団法人 高分子学会 フェローに就任
2015 年より 日本エイアンドエル退職後、コンサルタント業を開始。
また、公的機関からの要請で、下記を 継続中。
2008 年~ 北海道大学大学院 工学研究院 非常勤講師
2011 年~ 一般社団法人日本ゴム協会 関西支部、 関西ゴム技術研修所 講師
2016 年 (株)AndTech 顧問に就任。国内外の企業、研究機関において、技術指導
事業開発コンサルティング、講演会講師、化学経済誌に著述活動など行う
現在に至る