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高分子材料の変質・劣化と防止処方技術入門

ポリオレフィン、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの各高分子による劣化・変色・褪色の機構を理解し、  酸化防止安定剤、紫外線吸収剤、光安定化剤などの基本的な添加材を活用して、劣化を防止する方法を理解する。
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45,100 (税込)
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イベント概要

★2024年6月28日WEBオンライン開講。【講師:AndTech顧問(元 住友化学 今井 昭夫 氏】ポリマーの専門家が高分子材料の変質・劣化と防止処方技術について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★ポリオレフィン、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの各高分子による劣化・変色・褪色の機構を理解し、酸化防止安定剤、紫外線吸収剤、光安定化剤などの基本的な添加材を活用して、劣化を防止する方法を理解する。

★とくに樹脂の高機能化に向けた改質剤などの添加剤や、アロイ化・相溶化材の劣化防止方法なども学べます!

★樹脂設計だけでなく、樹脂成型上でも、特に重要になる結晶化・配向制御なども抑える手法をじっくりと第一人者から学べます。

カリキュラム/プログラム

【時間】 13:00-17:00

【講師】元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏

【講演主旨】

現在、各種の高分子材料が様々な用途に対して利用されており、工業的に大量の材料が生産されている。特に合成樹脂は、高耐久性の品種が開発されているが、化合物としての高分子材料自体は、使用環境下で光、熱、水分、菌体など様々な刺激により変性・劣化する。この劣化の機構を樹脂種別に理解して、対策処方を設計することが材料設計上、不可欠な開発技術テーマである。本講では、高分子材料の変質劣化について基礎的な知見を解説し、合わせて実用的な劣化処方事例を紹介する。
【プログラム】

1.高分子材料の劣化・外観特性の変化の要因
 1-1 高分子の劣化とは?
 1-2 高分子材料の外観特性の変化
 1-3 充填剤・添加剤・配合材料の変化


2.高分子種による劣化・変色・褪色の機構
 2-1 ポリオレフィンの特性変化
 2-2 スチレン系樹脂の特性変化
 2-3 アクリル樹脂の特性変化
 2-4 ポリジエンの特性変化
 2-5 ポリエステル、ポリカーボネートの特性変化 
 2-6 シリコーンゴムの特性変化
 2-7 エポキシ樹脂の特性変化


3.高分子材料の劣化の防止対策
 3-1劣化・変質防止のための添加剤
  (1)酸化防止安定剤
  (2)紫外線吸収剤
  (3)光安定化剤
 3-2.高分子材料の高性能化・高機能化のための添加剤
  (1)帯電防止剤
  (2)難燃剤
  (3)滑剤
  (4)着色剤
  (5)改質剤
 3-3 アロイ化・相容化材による劣化防止策
 3-4 表面処理による劣化防止策
 3-5 成型条件の変更による劣化防止策


4.高分子材料の外観特性変化の防止策
 4-1 表面へ材料成分の拡散溶出の防止策
 4-2 樹脂結晶のサイズや配向の制御
 4-3 充填剤の配向の制御
【質疑応答】

視聴期間/スケジュール

ライブ配信は終了しました。
2024/06/28 17:00 に終了

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
元住友化学  株式会社AndTech 技術顧問  今井 昭夫 氏
経歴
1973 年 住友化学工業(株) (現 住友化学㈱ )入社
  新規合成ゴム材料(省燃費タイヤ用S-SBRのポリマー構造設計、製造プラント設計)の開発、 オレフィン重合触媒(チ―グラーナッタ触媒、メタロセン触媒)の開発、ポリマーアロイ(TPO,TPV,エンプラアロイ)の開発に従事、研究グループマネージャーを経て、事業部長、研究所長を歴任
2006 年 12 月 住友化学㈱ 理事・石油化学品研究所長に就任
2011 年 3月 同社 退職
2011 年 6月 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 就任
2011 年 4 月~ 日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 兼 新製品開発グループ統括役員
として 機能性樹脂・ゴム 新製品開発を指導。
2014 年6月 日本エイアンドエル㈱社長 退任、同社顧問に就く。
この間、 2011 年 公益社団法人 高分子学会 フェローに就任
2015 年より 日本エイアンドエル退職後、コンサルタント業を開始。
また、公的機関からの要請で、下記を 継続中。
2008 年~ 北海道大学大学院 工学研究院 非常勤講師
2011 年~ 一般社団法人日本ゴム協会 関西支部、 関西ゴム技術研修所 講師
2016 年 (株)AndTech 顧問に就任。国内外の企業、研究機関において、技術指導
事業開発コンサルティング、講演会講師、化学経済誌に著述活動など行う
現在に至る