『夕学講演会』(せきがくこうえんかい)とは、慶應義塾の社会人教育機関である慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)が主催する定例講演会です。前期(4月~7月)、後期(10月~1月)の期間に各15講演、年間で30講演を開催しています。
『夕学オンライン』では新丸ビルコンファレンススクエアからの講演映像をリアルタイムでお届けします。
※なお、夕学オンラインは『夕学講演会』とは運営の異なるサービスとなります。
夕学オンラインで視聴権を購入されても、新丸ビルコンファレンススクエアでの受講はできませんのでご注意ください。
講演内容
【オンライン受講】カニバリゼーション(事業の共喰い)にどう対応すべきか?
成熟事業を抱える企業が、新事業に進出する際に直面するのが、事業の共喰い(カニバリゼーション)である。既存事業との喰い合いを恐れ、新事業が萎縮したり、既存事業にも余計な社内調整が生じる。
カニバリは、昔は自社の複数ブランドの製品間で競争する事例が中心であったが、今問題になっているのは、ビジネスモデル間でのカニバリである。売り切り企業がサブスクを始めたり、リアル企業がネット事業に進出する際に起きる。製品間のカニバリより、厄介である。
本講演では、リクルート、東京ガス、全日空、TOPPAN等の事例を紹介しながら、ビジネスモデルのカニバリにどう対応すべきかを提言する。