消費者及び利害関係者(規制当局・株主・従業員 等)からは、購入なさった製品の品質と共に、労働安全衛生法規制の順守確実化に対する関心が、様々な社会事象と重なり高まっており、一方で、食品加工業様からは、労働安全衛生マネジメントシステム等の活用により、本来順守状況が管理されているはずであるにも関わらず、その確実性について若干の不確定要素を抱いておられるケースが少なからず存在し、組織のリスクへと繋がっているるようです。
これは、特に複数事業所を管理する過程の中で、管理部門側では適用される各種法規制を特定し、対応を促進しているものの、製造現場側との法規制解釈の齟齬により、本来存在しないはずの設備や活動による労働災害の発生の可能性をはらんでいるからではないかと存じます。
本コースでは、実際に食品加工業様向けに労働安全法規制とその解釈を、法⇒令⇒則の繋がり及び罰則と併せて解説した経験を有する講師が、複数の事例を用いて、順守管理状況のリスクについてご説明いたします。
また、コースの最後には、演習「法の読み方」として、2つの事例について、学習した労働安全衛生法規制のどこを、どのように確認すれば良いのか?を実践頂きます。
お勤め先の労働安全衛生法規制に対するより精度の高い順守評価が可能となると共に、今後どの労働安全衛生法規制ついて更なる学習が必要なのか?等のコース後の学習の方向性の明確化にもお役立ち致します。