宗像大社は2017年に世界文化遺産に登録をされました。
今回お話しいただく鷲津宮司は、その登録にあたり最前線に立って尽力をされた方です。
また環境問題にも熱心に取組まれ、宗像国際環境会議の副会長も担われています。
環境で哲学?と驚かれる方も多いと思いますが、今回の鷲津宮司のお話しは
人間と自然の共存の大切さを中心に、人間が生きること、そしてその生命を循環し
継続していくことと自然の摂理とは深い関係があることを示唆してくださいます。
また、「壊し続けていくことで未来へ繋げる」という神道の視点も大変興味深いものです。
現代に生きる我々は、右肩上がりに常に成長していくことを良しとする考え方が刷り込まれていますが、伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮のように、形あるものはいつか壊れる、という思想のもと、壊してまた建てる、スクラップアンドビルドを繰り返し、それはある意味未来の人を信頼し次に繋げていくという永続性の考え方。
時代の転換期、日本人独自の考え方として注目すべきかもしれません。
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