情報(データ)が第4の経営資源、これからは第4の産業革命と言われて久しい。古くは、トフラー、ネイズビッツ、ドラッガー、最近では、ビルゲイツ、ラリーページ、ジェフベゾス、さらには文明論としてのユヴァル・ノア・ハラリ(ホモゼウスの著者)がその大きなポテンシャルを指摘してきました。
特に2015年以降、テクノロジーの進歩、規制緩和(さらには強化)そして、Amazon、Google、Facebook、Apple、MicrosoftといったBIG5のサービスコストの劇的削減と新たなエコシステムにより大きく産業構造が変わりつつある。既に多くの企業の新規事業は、そのほとんどが、ひと、もの、カネをベースにしたものから、情報資源をベースにしたものに移行しつつあります。
特に、2020年から世帯数減少による市場の縮小化と人員不足から新たなビジネスモデルの模索する日本企業にとって情報ビジネスはフロンティアになる可能性を秘めています。皆さんは、このニュースをどう考えられますか?
-GAFAとの連携とコアコンピテンスの追求(三菱UFJフィナンシャルグループ)
-CASEの新戦略とアライアンス(トヨタ自動車)
-ラスベガスで顧客情報の所有権を放棄(NTT)
日本を代表する企業の新事業戦略の大半がデータ(情報)データに変わってきています。
しかしながら、データを持つだけではビジネスになりません。
データ(data)から情報(information)、ナレッジ(knowledge)、課題解決(intelligence)、そしてコンピタンス(competence)に昇華しなければ、継続的な顧客価値の提供ができません。つまり、事業として成り立ちません。従来は、情報と言えば、3業種(情報処理、情報通信、情報配信)のIT、キャリア、メディアの独壇場でした。しかし、これからはすべての企業が情報サービスへ、そして価値ある取引対象としての情報流通のしくみ(データ銀行、取引所、データアライアンス等)が生まれていきます。
(情報インテリジェンス産業)
この新産業のなかで、貴社は -何のために戦いますか?(ミッション) -情報地政学上の住所は?(ドメイン) -誰とどう組みますか?(戦略)
今回のセミナーでは、皆様の会社が、情報をベースに新ビジネスを考える際に前提となる新常識と未来予測を行います。
特に
●なぜ、情報がビジネス、社会のベースになってきたのか?(情報の特殊性)
●そもそも、情報とはなんなのか?(価値ある情報とは?)
●情報で儲けるとは、どういうことなのか?(価値を生む情報とは何なのか?)
●情報サービスの地政学(覇権を握るのは誰か)
●情報ビジネスを創造する(情報新住所をきめる)
に関して詳しく解説します。また、皆さんが関心がある
●価値ある情報は、どうやって手にいれるのか?
●情報の取引は、本当に実現するの?(流通するデータは何か?)
●BIG5に対する規制は?等
に関しても、講義の中で触れていきます