高強度、高弾性率プラスチック材料を作製する上で、結晶に対する理解は欠かすことができない。
高分子の結晶化プロセスは、温度条件、せん断条件など外場によってその様相は大きく変化する。その様相を完全に捕らえて、更なる材料の高機能化を図る上で、高分子の結晶化メカニズムについて明らかにすることは非常に重要である。
ここでは、ランダムコイル状態から三次元的に配列した結晶に至るまでのプロセス、繊維作成時、成形加工時における高分子の結晶生成プロセスなどを詳述する。特に、現在、非常に大きな進歩を遂げている結晶化メカニズムの解析法について取り上げる。最新の放射光X線による高輝度・高強度X線を用いた解析法、中性子を用いた解析法、熱分析法、界面における結晶成長の観察などについてである。これらの技術を用いた高分子の結晶化メカニズムに対する基本的な考え方、解析ノウハウについて述べる。
高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
高分子結晶化メカニズムの解析法について、最新の放射光X線による高輝度・高強度X線を用いた解析法、中性子を用いた解析法、熱分析法、界面における結晶成長の観察法などを分かりやすく解説!!
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2019/10/14 12:15 提供開始、視聴開始から 30日間 まで
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講師のプロフィール
講師名
山形大学
大学院理工学研究科 機能高分子工学専攻
准教授 博士(工学)
松葉 豪 氏
経歴
<ご専門>
高分子物性、高分子物理、量子ビーム
<学協会等>
高分子学会、繊維学会、中性子学会、ACS
<略歴等>
2001 京都大学博士(工学)取得
2001-2003 アメリカ合衆国 国立標準技術研究所 博士研究員
2003-2004 京都大学化学研究所 博士研究員
2004-2009.5 京都大学化学研究所 助教
2009.6- 山形大学大学院理工学研究科 准教授(現職)
※上記は講演収録時の情報です。
高分子物性、高分子物理、量子ビーム
<学協会等>
高分子学会、繊維学会、中性子学会、ACS
<略歴等>
2001 京都大学博士(工学)取得
2001-2003 アメリカ合衆国 国立標準技術研究所 博士研究員
2003-2004 京都大学化学研究所 博士研究員
2004-2009.5 京都大学化学研究所 助教
2009.6- 山形大学大学院理工学研究科 准教授(現職)
※上記は講演収録時の情報です。