※2022年9月6日に収録しました。
講師:石川 真樹 株式会社ファルベ 代表取締役
~ どのような“不動産知識”があれば、分割トラブルを防げたのか!!! ~
遺産分割対策は、相続人を争わせない対策といえますが、それは、相続人間の問題だけではありません。
遺産相続後に“不動産そのもの”に問題が判明し、それが原因で相続人の間で不平等が生じ、トラブルになってしまったケースが数多くあります。
相続の専門家として、できる限り各相続人の意向に沿う分割提案をするにしても、建築不可の土地など望んでいないはずです。相続においては、価値のある不動産の承継が第一義的にあるはずです。
そこで、不動産の知識不足で実際に起こった分割トラブル事例を紹介し、どのような知識があればトラブルを回避できたのかを具体的に解説していきます。
事例紹介
事例1 「相続税評価額で分けた土地に建物が建てられない・・・なぜ?~建築基準法の道路の調査不足」
事例2 「容積率や建築ルールを知らずにアパート敷地を分割し、アパートが違反建築物に」
事例3 「建築条例を知らずに分けた土地に建築制限?~有効活用ができない」
事例4 「開発指導要綱を知らずに大きい土地を分けた~戸建用地として売れない土地に」
事例5 「確定測量ができない土地を分けられない~共有状態が続く」
事例6 「分割後、私道が取り残された~私道及び私道に面した土地の盲点」
事例7 「収益不動産二棟の土地を分筆~分けた土地に特殊建築物(共同住宅棟)の建築不可が判明」
事例8 「古貸家の問題が遺産相続後に判明~立ち退き料・建物解体費・建築費が借りられない」
事例9 「建物の相続税評価と簿価と時価の相違点を知らずに相続~どうすれば売れるのか」
事例10 「市街地山林を相続税評価で分けたが金額は妥当だったのか???」
おまけ 「不動産投資と節税のための収益不動産購入の相違点~不動産投資の本質を理解しない対策は税務リスクを負う」