※2022年4月26日に収録しました。
講師:石川 真樹 株式会社ファルベ 代表取締役
~ 売らない不動産こそ相続時に徹底的に調べる ~
●遺言・信託を検討する際、「不動産を徹底的に調査・検討」していますか?
●遺言があっても不動産が原因でトラブルになる可能性はありませんか?
不動産は、遺産相続で揉めやすく、トラブルになりやすい財産と言えます。
それは、
① 価格がわかりにくい
② そもそも相続したくない
③ 遺産相続後に不動産の問題が判明することがある
からです。
売却する不動産は、不動産事業者が重要事項の説明を行う義務があることから徹底的に調査がなされます。
一方、相続する不動産については、所有権の移転にもかかわらず、不動産調査や検討は全く行われません。
不動産の利用方法がわからないまま相続しては、土地を守ることはできません。
不動産価格が高騰を続ける地域がある一方、極端に暴落していく地域もあります。不動産の不確実性が高まる昨今に
おいて、不動産オーナーにとってみれば「不動産の活用」+「不動産の争続対策(遺言・信託等)」は問題の両輪です。
不動産の遺言・信託になぜ不動産の徹底的な調査・検討が必要か解説していきます。
皆様の遺言・信託ビジネスに新たな付加価値を付け加えましょう。
トピック
● 土地は本当に「一物四価」?
● 不動産価格についての基礎
相続税評価、固定資産税評価、公示価格、鑑定評価
● 不動産の類型と不動産の評価方法
更地、収益不動産、借地権・底地ほか
● 【ケーススタディ】 不動産を徹底的に検討しなかった遺言・信託のトラブル事例