※2024年7月22日に収録しました。
講師:石川 真樹 株式会社ファルベ 代表取締役
~ 都市農家の資産承継 ~
【生産緑地相続のpoint】
① 農業を継続するのかしないのか
② 農業後継者と農業にかかわらない相続人の調整
③ 農業を継続する土地と転用する土地の選定
都市農家の相続において一番悩ましい類型が「生産緑地」ではないでしょうか。
なぜなら生産緑地は納税猶予などの税制面の優遇があることから、具体的な活用などは検討せずに現状維持をしているケースがほとんどだからです。
しかし突然の相続で遺産の中に生産緑地が含まれている場合、農業を継続するかしないか、納税猶予を受けるか否かによって、相続税や代償金が大きくことなってきます。
そのため生産緑地の遺産分割では相続人の間でトラブルが発生しやすい状況になります。特に生産緑地を解除した場合の「相続税」は試算できても「時価相当額」が不明なため相続人間での遺産分割の話し合いも進みません。
そこで、本講座では、生産緑地を所有するお客様の遺産分割のポイントをケーススタディで解説いたします。
トピック
● 生産緑地を含む土地の相続
● 生産緑地を継続する、しない場合の相続税額と時価相当額
● 生産緑地の全部解除と一部解除の比較
● 生産緑地を含む土地の遺産分割